文科省27年度問題行動等調査結果 183人増の1648人 本道公立高の中退者数(道・道教委 2016-10-31付)
文部科学省がまとめた二十七年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果のうち、高校の中途退学状況をみると、札幌市立を含む本道の公立高校における中途退学者数は、対前年度比百八十三人増の一千六百四十八人だった。
全生徒数に対する中途退学率は、〇・二ポイント増の一・六%。国公私立高校では一・七%となっており、全国の一・四%よりも〇・三ポイント高い。
学年別の中途退学者数は、第一学年七百四十六人、第二学年三百五十六人、第三学年二百三十五人と、学年進行に従い減少傾向。
中途退学の理由は、「進路変更」三四・七%、「学校生活・学業不適応」三二・三%を合わせて六七・〇%と多く、全国と同様の傾向となっている。
(道・道教委 2016-10-31付)
その他の記事( 道・道教委)
八雲養護の機能移転で道教委 道立・札幌市立併置へ 道医療センター併設校舎で
道教委は、十月二十六日に開いた教育委員会会議で、八雲養護学校の機能移転等について決定し、一日の道議会文教委員会に報告した。北海道医療センター(札幌市)に併設される新たな校舎に、道立特別支援...(2016-11-02) 全て読む
調査内容の再確認要請 アスベスト使用状況で道教委
道教委は十月二十七日、各市町村教委に対し、学校施設におけるアスベストなどの使用状況調査の再確認を依頼した。翌二十八日までに一部修正個所が寄せられたことから、調査結果を精査の上、文部科学省に...(2016-11-02) 全て読む
地域の教育力発揮へ研鑚 教育支援活動推進研修会道東会場に180人
【帯広発】道と道教委は十月二十六日、十勝合同庁舎で二十八年度第二回地域の教育支援活動推進研修会(道東会場)を開催した=写真=。十勝管内をはじめ、釧路、根室、オホーツク管内などから約百八十人...(2016-11-02) 全て読む
高・特校長研究協議会開く―後志局 安心・安全な学校目指し 道教委・北村局長が講話
【小樽発】後志教育局は十月二十一日、小樽桜陽高校で本年度三回目の管内高校長・特別支援学校長研究協議会を開催した。道教委の北村善春学校教育局長が「高校における今日的な課題について」を演題に講...(2016-11-02) 全て読む
全国学校保健・安全研究大会開く 地域一体で生きる力育む 記念講演や協議に1千人参集
文部科学省、道教委、札幌市教委、日本学校保健会、道学校保健会が主催する全国学校保健・安全研究大会が十月二十七~二十八日の二日間、札幌コンベンションセンターで開催された=写真=。全国各地から...(2016-11-01) 全て読む
文科省27年度問題行動等調査結果 不登校児童生徒数、小中は4595人 3年度以降最多に―本道分
文部科学省が公表した二十七年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果では、本道の公立小・中学校における不登校児童生徒数が、「三十日以上」欠席と基準を変更した三年度以降で...(2016-10-31) 全て読む
道教委会議にスカイプで登場 生徒たちが成果を報告 研究指定校の富良野緑峰高
連携フォーラム開催を前に、道教委が二十六日に開いた教育委員会会議で、小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業に取り組む富良野緑峰高校の宮本鎮栄校長や生徒たちが、スカイプを使って取組内容を報告...(2016-10-31) 全て読む
小中高一貫ふるさとキャリア教育 連携確立へ共有化など提言 関係者集い連携フォーラム―道教委
道教委は、小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業の一環として、二十七日に札幌市内の道第二水産ビルで連携フォーラムを開いた=写真=。同事業研究指定校の校長をはじめ、関連する市町村長・教育長、...(2016-10-31) 全て読む
小学校で15年度以降最多の432件 本道の暴力行為発生件数
文部科学省が公表した二十七年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果では、道内公立小学校における暴力行為の発生件数が、対前年度比三百七十二件増の四百三十二件と、十五年度...(2016-10-28) 全て読む
27年度問題行動等調査結果―文科省発表 本道のいじめ5537件 小学校で積極的な認知進む
文部科学省は二十七日、二十七年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果を公表した。本道のいじめの状況をみると、札幌市立を含む公立小・中・高校、特別支援学校における認知件...(2016-10-28) 全て読む