道教委会議にスカイプで登場　生徒たちが成果を報告　研究指定校の富良野緑峰高

（道・道教委 2016-10-31付）

会議では教育委員と「カレンジャー娘」のやり取りも

　連携フォーラム開催を前に、道教委が二十六日に開いた教育委員会会議で、小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業に取り組む富良野緑峰高校の宮本鎮栄校長や生徒たちが、スカイプを使って取組内容を報告した＝写真＝。

　スカイプなどを使い、外部と通信しながら、教育委員会会議を開いたのは初めて。

　上川管内における同事業「地域ダイスキ！プロジェクト」では、富良野市の特性や教育資源を生かし、「自然豊かな東大演習林」「特産物を活用した商品開発」「演劇活動」などを通じ、ふるさと富良野に心が向く人材を育成。

　富良野緑峰高は、演劇制作への参加、「オムカレー」などの商品開発、英語による特産品・ふるさとの紹介、体験型イベントの企画・運営などに取り組んでいる。

　また、同校生徒が「ふらのカレンジャー娘」として、カレーのまち富良野をＰＲしている。

　会議では、宮本校長が取組内容を説明し、「生徒も学校も元気になった。生徒には、コミュニケーション能力が身に付いていった」などと述べた。

　また、カレンジャー娘が教育委員からの質問に対し、「幅広い世代の人たちと交流し、オムカレーを知ってもらえた」「富良野の魅力を伝えることができた」などと答えた。

(道・道教委 2016-10-31付)