組織改正案など審議　道中が第５回理事研開く

（関係団体 2016-11-16付）

次年度に向けた取組を確認

　道中学校長会（赤岩輝雄会長）は十一日、ホテルライフォート札幌で第五回理事研修会を開いた＝写真＝。各部における本年度の活動報告などのほか、次年度に向けた取組を確認。また、二十九年度の政令指定都市への給与負担にかかる税源移譲に伴う組織改正最終案を了承した。

　冒頭、あいさつに立った赤岩会長は、①道中研、全日中研、地区別教育経営研究会について②全国学力・学習状況調査について③文部科学省の動向、予算について④来年度に向けた要望事項の取りまとめと組織運営の見直しについて―の四項目を中心に説明した。

　うち、全国学力・学習状況調査については、「我々校長は、学校からの教育改革の視点に立って、自校の結果の細かな分析を通じ、あらためて課題を把握し、改善に向けた具体的なビジョンを描きながら、家庭や地域に対して説明責任を果たしていかなければならない」と述べ、校長のリーダーシップの必要性を訴えた。＝詳細は後日掲載＝

　続いて、報告、協議に移り、業務報告や二十九年九月に予定されている道中創立七十周年記念第五十九回道中研究大会石狩・千歳大会などについて協議を行った。

　また、組織検討・経費削減にかかわる会則等の改正に向けた最終案を審議。道中の組織を「各地区校長会の連合体」とし、札幌市中学校長会を一つのブロックとして独立させ、六ブロック体制とすることなどを了承した。今後、来年二月に開かれる第六回理事研で最終的に承認、次年度の総会・研修会で決定、施行される予定（十五日付１面既報）。

(関係団体 2016-11-16付)