道教委が全道代表事務長研 信頼される学校づくりを 飲酒運転根絶の取組呼びかけ(道・道教委 2016-12-20付)
各課の所管事項説明や今日的な課題についての研究協議が行われた
道教委は十六日、道庁別館で二十八年度全道代表事務長研究協議会を開いた。学校事務における課題の説明や研究協議を行った。開会式では、高校教育課の河原範毅課長があいさつに立ち、「保護者や地域から信頼される学校づくりに尽力を」と求めたほか、飲酒運転根絶に向けた取組の徹底を求めた。
同研究協議会は、本道の公立学校事務にかかわる教育行政上の課題などについて研究協議を行い、学校事務全般の改善・充実につなげようと開催。道公立学校事務長会本部役員・支部長二十四人が参加した。
開会式では、高校教育課の河原課長があいさつ。ことし四月の改正地方公務員法施行に伴い、「地方公共団体においては、能力の実証や業績の把握に基づく人事管理が、また、職員においては、職制上の段階に応じた職務遂行能力の発揮などが求められている」と説明した。
その上で、「学校事務職員においても、意識改革を通じて人材の育成・充実を図り、事務室機能を高めていくことが重要」とし、「事務室機能を高めて、学校運営の最高責任者である校長を補佐して、保護者や地域から信頼される学校づくりに尽力を」と求めた。
また、二十九年度予算について、「一層の効率的な執行に努める」ことを要請した。
さらに、教職員による飲酒運転事案が相次いでいることにふれ、「児童生徒、保護者をはじめとする道民の信頼を著しく損なう事態を招くもの」として、遺憾の意を表明。「飲酒運転は、職員個々の自覚によって、必ず避けられる」と強調し、「管理職員によるリーダーシップのもと、注意指導の徹底をあらためて行うことはもとより、職員相互の注意喚起の徹底についても日常的に周知するなど、より一層危機感をもって、職員の飲酒運転根絶に向けた取組の徹底に努めていただくようお願いする」と呼びかけた。
このあと、研究協議会では、各課の担当者が所管事項について説明した。また、学校事務における今日的な課題について研究協議を行った。
(道・道教委 2016-12-20付)
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