知的障がい高等部２９年度入選　定員９３６人に対し８１８人出願　当初出願状況―道教委まとめ

（道・道教委 2017-01-16付）

　道教委は十三日、公立知的障がい特別支援学校高等部の二十九年度入学者選考当初出願状況（十二日現在）を発表した。職業学科設置校（普通科含む）は定員八百八十人に対し百五十人下回る七百三十人、また、普通科職業コース設置校は五十六人に対し三十二人上回る八十八人が出願。合わせて、定員九百三十六人、出願者数八百十八人となった。

　二十九年度の知的障がい特別支援学校高等部職業学科設置校（普通科含む）は、札幌市立の札幌豊明高等支援を含め、二十八年度に比べ一校二学級増の二十三校百十学級。北斗高等支援が開校し一校二学級増となるほか、札幌あいの里高等支援の職業学科と普通科でそれぞれ二学級増。一方、今金高等養護など三校で四学級減となる。

　定員は、十六人増の八百八十人。これに対し、出願者数は六十一人減の七百三十人で、定員を百五十人下回った。

　このうち、職業学科は、定員八百五十六人に対し百四十四人下回る七百十二人が出願。小樽高等支援が定員五十六人に対し出願七十七人、今金高等養護が二十四人に対し四十一人、新得高等支援が十六人に対し十九人、中標津高等養護が四十八人に対し五十一人と、出願者数が定員を上回った。

　札幌あいの里高等支援の普通科は、定員二十四人に対し六人下回る十八人が出願した。

　一方、普通科職業コース設置校は、札幌市立の札幌みなみの杜高等支援が開校し、一校七学級で定員五十六人。対して、出願者数は定員を三十二人上回る八十八人となった。

　出願変更は十九日正午まで受付。選考検査は三十日から二月一日までに各校で実施し、二月十三日午前九時に合格発表を行う。

(道・道教委 2017-01-16付)