宗谷局が学力向上推進研修会 教育充実へ60人研鑚 全国学力調査結果を活用
(道・道教委 2017-01-11付)

学力向上推進研修会
今後の取組の充実・改善に向け研鑚

 【稚内発】宗谷教育局は二十八年十二月上旬、宗谷合同庁舎で学力向上推進研修会を開催した。本年度の全国学力・学習状況調査における本道や管内の結果について理解を深め、その結果に基づいた今後の取組の充実・改善に向け研鑚を積んだ。

 研修会は、全国学力・学習状況調査の分析・活用方法等に関する研修を行い、各学校における調査結果を活用した組織的な検証改善サイクルの改善・充実を促進し、児童生徒の学力向上に資することが目的。この日は、管内小・中学校、特別支援学校の教諭六十人が参加した。

 オリエンテーションに続いて、義務教育指導班の藤原雅宏主査が「二十八年度全国学力・学習状況調査の本道の結果および課題について」と題して講義。教科に関する調査結果でみられた全国的な課題について、「根拠や理由を問われる設問の正答率が低く、自分が判断、推論した根拠や理由を説明することが苦手な子どもが多い。授業を振り返ったとき、根拠はなんだろうかという問いを教師自身が発しているか考えてほしい」と求めた。

 また、二十一世型能力の育成に向けて、①各教科等の教育内容を相互の関係でとらえ、学校の教育目標を踏まえた教科横断的な視点で、その目標の達成に必要な教育の内容を組織的に配列していく②教育内容の質の向上に向けて、子どもたちの姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成し、実施し、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルを確立する③教育内容と、教育活動に必要な人的・物的資源等を、地域等の外部の資源も含めて活用しながら効果的に組み合わせる―の三点を挙げ、「これらを踏まえたカリキュラム・マネジメントの充実に努めてほしい」と訴えた。

 このあと、「二十九年度に向けた取組」「宗谷管内における課題解決に向けた取組」「授業改善の方向性と日常の授業改善につながる校内研修の在り方」「校内研修の改善・充実」「検証改善サイクルの改善・充実」をテーマに、説明や協議、演習を行い、学力向上に向けて研鑚を積んだ。

(道・道教委 2017-01-11付)

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