士別東高「夢を拓く」茶話会　笑顔でいること大切に　ソロプチミスト会員が講演

（学校 2017-01-30付）

全校生徒が仕事で大切なことなどのアドバイスに聞き入った

　【旭川発】士別東高校（河合宣孝校長）は二十四日、同校で国際ソロプチミストアメリカ日本北リジョンによる「夢を拓く：茶話会」を開いた。全校生徒十四人がソロプチミスト士別会員の講演を通して、仕事をする上で大切なことなどについて学んだ。

　国際ソロプチミストは、女性と女児の生活と地位を向上させるための奉仕活動を行う、米国発祥の世界的組織。

　日本国内では、東西南北と中央部に、各都市のクラブで構成された「リジョン」がある。ソロプチミスト士別は北リジョンの一部。

　同校では、年間を通じて様々な場面でソロプチミスト士別の会員と交流する活動を行っている。

　その一環として、毎年、女子生徒がソロプチミスト士別の会員に、将来の夢や今努力していること、今後の進路について相談し、職業観の育成を図る取組を実施している。

　今回は対象を全校生徒に拡大。お茶を飲みながら、和やかな雰囲気で講演を聞き、和気あいあいと語り合う「茶話会」形式とした。

　会員で、同校の学習支援員を務める渡辺惠子氏が「私と仕事」と題して講演。自身の経験を交えながら、仕事に対する考え方や、仕事で注意すべきことなどを紹介し、メモをとることや、コミュニケーションの際は人に優しくし、笑顔でいることの大切さを説いた。

　参加した生徒は「人生の先輩としての経験談を聞くことができて良かった」「コミュニケーション力を高めて、人に優しく笑顔でいることを心がけたい」と感想を述べていた。

(学校 2017-01-30付)