特センが自作カレンダー展　個性豊かな７９点を展示　ライフォートで１３日まで

（道・道教委 2017-02-06付）

自画像や干支の鶏などを、版画、切り絵、水彩画など多彩な技法で表現したカレンダーが並べられた

　道立特別支援教育センターは、道内の特別支援学校などで行った教育活動の成果を紹介する場として、「二十九年自作カレンダー展」をホテルライフォート札幌で開いている。道内三十四校から寄せられた作品七十九点を、前・後半に分けて展示。会場を訪れた人たちは、子どもたちが自画像や干支にちなんだ鶏などを、版画や切り絵、水彩画などの技法で表現した、個性豊かなカレンダーの一つ一つに見入っていた。十三日まで。

　同展は、道内の特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室の教育活動で制作されたカレンダーを展示し、広く教育活動の成果を紹介して、特別支援教育に関する理解・啓発を図ろうと、毎年開かれているもの。

　今回は、第一期（二十八年十二月～一月、特別支援教育センター）、第二期（一月、道庁本庁舎）に続く第三期として、一月三十一日からライフォート一階ロビーで開いている。

　道内三十四校から寄せられた自作カレンダー七十九点を前・後半に分けて展示。前半（六日まで）は、胆振・上川・オホーツク・宗谷・釧路・根室管内十六校からの作品四十三点、後半（七～十三日）は、石狩管内と札幌市内の十七校からの作品三十六点を紹介する。

　カレンダーは、自画像や干支にちなんだ鶏の絵、アニメーションのキャラクターなどが題材。版画や切り絵、水彩画、イラスト、アイロンビーズなど様々な技法で表現しており、会場を訪れた人たちの目を楽しませていた。

　なお、八日には、作品を寄せた小樽市立銭函中学校の生徒たちが見学に訪れる予定。

(道・道教委 2017-02-06付)