静内高でハイレベル学習セミナー　受験に向け意識高揚！　道内進学校の教諭が講義

（道・道教委 2017-02-06付）

学力向上を図るとともに、受験勉強の方法もアドバイスした

　【浦河発】道教委は一月十一～十三日の三日間、静内高校を会場に二十八年度ハイレベル学習セミナー（地区セミナー）を開催した。来年度の大学受験に向けて管内の高校二年生約四十人が参加し、講義を通して受験に対する意識の高揚と学力の向上を図った。

　同セミナーは、国公立大学への進学を希望する高校二年生を対象に、進路実現に向けた学力の向上と進学意欲の向上を図ることを目的に道内四地区で実施しているもの。

　静内高は、セミナー推進校の指定を受けた道立高校四校のうちの一校。大学入試センター試験の意識付けをねらい、この時期の開催となっている。

　セミナーでは、札幌手稲高校の五味世津子教諭と旭川東高校の大村勅夫教諭が国語、室蘭栄高校の桜井俊寛教諭が数学、札幌北高校の加藤渉教諭と札幌西高校の前田洋明教諭が英語の講義を実施。

　数学では、数字のカードを使い学習内容を可視化するなど、より分かりやすい授業を展開し、大学入試に向けた学力の向上を図りながら、受験勉強の方法についてもアドバイスした。

　会場校の江尻巧静内高教頭は、「他校の教員が講師となることで、講習を受けている生徒も良い反応を示していた。受験に向けた意識付けがしっかりできた」と話していた。

(道・道教委 2017-02-06付)