宗谷局　管内教育実践表彰受賞者決定　利尻高など１校１団体

（道・道教委 2017-02-27付）

　【稚内発】宗谷教育局は、本年度の管内教育実践表彰受賞者を決定した。学校教育では利尻高校、社会教育では利尻富士町の南浜獅子神楽保存会が晴れの栄誉に輝いた。

　表彰式は三月二日を予定。利尻高は午前九時から同校校長室で、南浜獅子神楽保存会は午前十時三十分から利尻富士町役場二階応接室で執り行う。野﨑弘幸局長が訪問し、表彰状を授与する。

　受賞者の功績概要はつぎのとおり。

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【学校教育】

▼利尻高校（坪川泰嗣校長、生徒数六九人）

▽未来をたくましく生きるとともに、地域の創生、発展に貢献する生徒の育成

　利尻で活きる実践的な力の育成を目標に、商業科活性化五ヵ年計画を策定し、年次ごとに教育活動を充実させてきた。

　その結果、生徒の専門的な知識技術の習得と実践的な能力の育成はもちろん、郷土の良さを知り愛する心の醸成、さらには地域への貢献も果たしている。

【社会教育】

▼南浜獅子神楽保存会（利尻富士町、今昭会長）

▽無形文化財の伝承および児童生徒の豊かな人間性と健全な精神の育成

　昭和四十三年の発足以来、明治時代に富山から伝えられた南浜獅子神楽を長きにわたり継承するとともに、三十四年間児童生徒に「獅子神楽」の意味を理解させ、実技を伝承し、さらに、指導の中で礼儀作法の基礎を身に付けさせ、豊かな人間性と健全な精神を育み、利尻富士町の教育に大きく貢献している。

(道・道教委 2017-02-27付)