道教組第３０回定期大会　全教札幌の加入を承認　１１単組、３連絡会の構成に

（関係団体 2017-03-16付）

川村委員長（右）が、秋山委員長に組合旗目録を手渡した

　道教組第三十回定期大会（十一・十二日、札幌市内道高校教職員センター）では、全札幌教職員組合（＝全教札幌）の加入を承認した。今回の加入によって、道教組は十一単組、三連絡会の十四組織での構成となった。

　ことし四月から、道費負担教職員の給与などが、道から政令市の札幌市へ移譲されることに伴い、札幌市立学校の教職員で組合を結成し、札幌市人事委員会に登録することとなった。

　そのため、札幌市立学校と石狩管内学校の教職員で構成する全石狩札幌教職員組合から、札幌市立学校教職員を分離した全教札幌が二月二十五日に結成。その後、道教組への加入を申請していた。

　道教組第三十回定期大会では、全教札幌の加入を承認。道教組の川村安浩執行委員長が、全教札幌の秋山みゆき執行委員長に組合旗目録を手渡した。

　あいさつに立った秋山執行委員長は「高校全入や三十五人学級の早期実現など、やりたいことがたくさんある。より多くの人たちと力を合わせて、子どもたちの笑顔あふれる学校を目指し頑張りたい」と述べた。

(関係団体 2017-03-16付)