３ステップでＣＳ導入を　制度の普及啓発へリーフレット―道教委

（道・道教委 2017-05-10付）

　道教委は、コミュニティ・スクール（＝ＣＳ）導入の促進に向けて市町村や学校への支援の一環として、リーフレット『地域とともにある学校づくり～３ＳＴＥＰで導入　コミュニティ・スクール』を作成した。学校運営協議会規則の作成、組織と体制づくりなど、三段階でＣＳ導入を進めるために必要な手順と内容、教育委員会、学校、地域の役割を示している。

　リーフレットでは、ＣＳの目的と意義、学校運営協議会の機能を説明。①ＳＴＥＰ１「学校運営協議会規則の作成」②ＳＴＥＰ２「組織と体制づくり」③ＳＴＥＰ３「熟議（話し合いによる目標の共有）」―の各段階で実施すべき内容やポイントを伝えている。

　①では、教育委員会が作成する学校運営議会規則に関し、その目的や趣旨、学校運営で協議する内容、委員の任命など各項目の内容と手順を挙げている。

　②では、学校を応援し、実効性のある活動を行うための組織、体制づくりについて紹介。

　③では、当事者間で目標の共有、課題解決の方策を検討する「熟議」のテーマや進め方の例を挙げているほか、「地域住民が先生になった放課後学習」「学校と地域合同の防災訓練」「基幹産業の体験学習」などの活動例を示している。

(道・道教委 2017-05-10付)