土曜学習事業「あばしり寺子屋」 児童の学習習慣定着図る 東京農大生などがサポート―網走市教委(市町村 2017-05-24付)
東京農大の学生などが講師を務め、児童の学力向上を後押しする(昨年度開催時の様子)
【網走発】網走市教委の学習サポート事業「あばしり寺子屋」が、市内のオホーツク・文化交流施設を会場に六月上旬からスタートする。市内の小学一~三年生を対象に、十月まで月一~二回、土曜日の午前中に開催。学習習慣や基礎学力の定着を図り、学力向上を目指していく。
同事業は、学習サポート事業の一環として、東京農業大学オホーツクキャンパス生物産業学部の協力のもと昨年度から実施している。市内の小学校に通う児童が学習支援を受ける環境を整備し、「分かる喜びやできる喜び」を体得する中で、学習の習慣付けや基礎学力の定着を図り、児童の学力向上に資することが目的。
参加は無料で、児童は市学力向上委員会が作成した学年別の国語・算数のプリントやマス計算チャレンジのほか、持参した教科書や問題集をもとに学習する。
本年度は、六月から十月までの月一~二回、土曜日の午前十時から正午まで実施する。
講師は、東京農大生物産業学部の教職課程を専攻する学生と、市内小・中学校の校長や教頭などで組織する市学力向上推進委員会のメンバーが務める。
本年度の開催日程はつぎのとおり。
▽6月17日▽7月22日▽8月19日▽9月2日▽9月30日▽10月14日
(市町村 2017-05-24付)
その他の記事( 市町村)
札幌市教委 研究開発事業「国際理解に関する教育」 八軒西小など3校指定 異文化理解、外国語教育など追究
札幌市教委は、研究開発事業「国際理解に関する教育」について二十九年度研究推進校を決定した。八軒西小学校、星置中学校、藻岩高校の三校を指定。和装に関する授業など、日本をはじめ異文化理解にかか...(2017-05-29) 全て読む
札幌市教委 さっぽろ学校給食フードリサイクル連絡会議 食育、環境教育の充実へ 秋に堆肥活用校交流会を開催
札幌市教委は二十二日、市教委会議室で二十九年度第一回「さっぽろ学校給食フードリサイクル」連絡会議を開いた。十月から十一月の期間中にフードリサイクル堆肥活用校交流会を開催する予定などを盛り込...(2017-05-26) 全て読む
芦別市の教育行政執行方針―福島教育長説明 学習意欲高める指導を 芦別高の間口維持対策継続
【岩見沢発】芦別市教委の福島修史教育長は十五日、第四回市議会定例会で二十九年度教育行政執行方針を説明した。「わかる・できる・楽しい授業づくり」を推進し、児童生徒の学習意欲を高める指導方法に...(2017-05-25) 全て読む
授業力向上プロジェクトチーム 新たに外国語チーム組織 英語教科化へ授業プラン検討
【旭川発】旭川市教委は、授業力向上プロジェクトチームの一つとして、六月に「外国語チーム」を立ち上げる。新学習指導要領の全面実施に向けて、小学校五・六年生の英語の教科化や、小学校三・四年生の...(2017-05-25) 全て読む
音更町の29年度教育行政執行方針=宮原教育長
【帯広発】音更町教委の宮原達史教育長は十七日、町議会第三回臨時会において本年度の教育行政執行方針を説明した。昨年度に引き続き、三十五人を超える学級を有する小学校に対し、町費によって計五人の...(2017-05-25) 全て読む
事業の留意点など確認 学生ボランティア事業連絡協議会―札幌市教委
札幌市教委は十七日、市内のわくわくホリデーホールで、二十九年度学生ボランティア事業連絡協議会を開催した。関係者約七十人が参加。事業の留意点等について説明した。 同事業は、有志の大学生を...(2017-05-23) 全て読む
授業力向上実践研究推進事業 神居東小など4校を指定 新学習指導要領踏まえ授業改善―旭川市教委
【旭川発】旭川市教委は、「旭川市授業力向上実践研究推進事業」の実践研究校を決定した。小・中学校合わせて四校を指定し、実施期間は二十九年度から二年間。新学習指導要領の内容を踏まえ、各学校の児...(2017-05-23) 全て読む
音更町の29年度肉付補正予算案 教育費に1.1億円 プール改修に8700万円
【帯広発】音更町は十五日、本年度一般会計補正予算案を発表した。骨格編成としていた当初予算に肉付けするもので追加額は七億八千三百万円。うち、教育費には一億一千七百万円を計上した。 主な事...(2017-05-23) 全て読む
札幌市教委 特別支援コーディネーター連絡会議 支援体制の充実図る
札幌市教委は十五日、市内のちえりあで特別支援教育コーディネーター連絡会議を開催した。各園・学校の特別支援教育コーディネーターなど、約百五十人が参加。特別支援教育の動向や合理的配慮にかかる説...(2017-05-22) 全て読む
池田町教委 地域住民対象にCS講演会開く 加賀教育長が制度など解説 まちぐるみで教育支えて
【帯広発】池田町教委は十日、町西部地域コミュニティセンターで地域住民を対象としたコミュニティ・スクール(CS)講演会を開催した。加賀学教育長が「地域とともにある義務教育九年間を見通した学校...(2017-05-22) 全て読む