札幌市教委　さっぽろ学校給食フードリサイクル連絡会議　食育、環境教育の充実へ　秋に堆肥活用校交流会を開催

（市町村 2017-05-26付）

２９年度の事業計画等を報告した

　札幌市教委は二十二日、市教委会議室で二十九年度第一回「さっぽろ学校給食フードリサイクル」連絡会議を開いた。十月から十一月の期間中にフードリサイクル堆肥活用校交流会を開催する予定などを盛り込んだ二十九年度事業計画を報告。関係機関と連携し、食育と環境教育の充実を図っていくことを確認した。

　会議の冒頭、平野誠学校施設担当部長があいさつ。関係団体からの協力について感謝したほか、「きたんのない意見等をいただき、会議を実りあるものにしていただければ」と話した。

　続いて、二十八年度の事業について報告したあと、二十九年度事業計画を確認。十月または十一月にフードリサイクル堆肥活用校交流会を開催することを報告した。

　また、札幌市学校給食会やＮＰＯ法人さっぽろ農学校倶楽部がレタスやタマネギ、トウモロコシ、カボチャを小・中学校に提供することなどを確認した。

　リサイクル堆肥を活用して、「さっぽろ学校給食フードリサイクル」を教科および総合的な学習の時間等や給食時間の指導と関連させ、食育・環境教育の充実を図るフードリサイクル堆肥活用校は、小学校百五十六校、中学校三十八校、特別支援学校二校の計百九十六校。生ごみ回収校は三百一校となっている。

　このあと、農業支援センターの高杉実農産係長が札幌市農体験リーダー派遣制度について紹介。また、関係者が二十八年度の取組等を報告した。

(市町村 2017-05-26付)