６月からスポーツ教室開催　本年度新規事業、障がい児ら対象―網走市教委

（市町村 2017-05-30付）

　【網走発】網走市教委は本年度の新規事業として、障がいのある市民を対象とした「障がい児・者スポーツ教室」を六月から開催する。網走市総合体育館を会場に月一回、卓球などの軽スポーツ教室を実施。障がいのある市民がより一層スポーツに親しむことのできる環境づくりを推進していく。

　網走市では、ことし四月に日本体育大学附属高等支援学校が開校したことや、障がい者スポーツへの関心が高まっていることから、スポーツ教室の開催を決定した。

　スポーツ教室は障がいのある市民が、それぞれの状態に応じたスポーツを行うことによって、体を動かす喜びを体感し、健康増進や体力向上のほか、スポーツを通じた仲間づくりを推進することを目的としている。

　対象は、障がいのある小学生以上の市民とその家族。網走市総合体育館を会場に、六月十二日から十一月十三日まで、「昼の部」「夜の部」に分かれて、それぞれ月一回の開催を予定している。

　「昼の部」は午後一時三十分から午後二時三十分まで、「夜の部」は午後六時から午後七時で、それぞれ毎月第二月曜日に開催する。

　教室では、卓球やフロアカーリング、フリスビー、ボッチャなどの軽スポーツを楽しむ。市スポーツ推進委員や日体大附属高等支援学校の講師らが指導員を務める。

　参加無料。申込は市教委スポーツ課まで。

(市町村 2017-05-30付)