安全・安心な学校づくりへ　幌北小、福井野小を指定　登下校等時の安全確保研究―札幌市教委の研究開発事業

（市町村 2017-06-21付）

　札幌市教委は、本年度から実施する研究開発事業「安全・安心な学校づくり」の研究推進校を決定した。幌北小学校と福井野小学校の二校を指定。安全マップの作成や活用を検討するなど、登下校等における子どもの安全確保に関する研究を進めていく。

　本年度札幌市学校教育の重点では、安全・安心な学校づくりの実現に向けて、子どもが危険から身を守ろうとする態度や能力を育む体系的・具体的な安全教育を推進するとともに、家庭や地域と連携した危機管理体制の構築および登下校時の安全確保を推進することとしている。

　このため、主に生活安全の観点から、安全マップの活用等による安全教育の充実のほか、家庭や地域との効果的な連携等による学校体制の充実を図ることを目的に本年度から研究を行うこととした。

　研究推進校に幌北小と福井野小の二校を指定。学校安全マップの作成と活用について検討するほか、家庭・地域と連携し、登下校時や外出時等における子どもの安全確保に関する研究を進めていく。

　研究成果については、三月末までに報告書にまとめるほか、市教委のホームページに掲載し、各学校への周知を図っていく。

(市町村 2017-06-21付)