障がい者スポーツ専用の学校開放―札幌市 9月1日からスタート 市立札幌みなみの杜高等支援で(市町村 2017-07-04付)
札幌市は、九月一日から市として初となる障がい者スポーツ専用の学校開放を開始する。会場は、市立札幌みなみの杜高等支援学校。車いすバスケやテニス、ボッチャなど、様々な競技を楽しめるようにする。
障がい者が施設を活用する場合、一般の学校開放では、希望者が多く抽選に当たらないことや、バリアフリーに対応していないことなど、活動場所が限られている。このため市では、障がいの有無にかかわらず、誰もがスポーツを楽しめるようにするため、障がい者スポーツ専用の学校開放を実施することとした。
市立札幌みなみの杜高等支援学校(札幌市南区真駒内上町四丁目)を会場に、車いすバスケや車いすテニス、ボッチャ等の競技を行うことができる。
利用対象者は「二人以上で構成する団体で、障がいのある人(身体障害者手帳、療育手帳または、精神障害者保健福祉手帳を保有している人)と障がいのある人を支える人で構成する団体」「団体の代表者が市内に居住しているか、市内に所在する会社・学校等に通勤・通学している成人」の二点となっている。
申込希望者は、市障がい者スポーツ指導者協議会(〒〇六四―〇九二六 札幌市中央区南二六条西一二丁目一―三―四〇三)に郵送かEメール(syousupo.minami.sport@gmail.com)で申し込むこと。
受付締切は、利用開始希望月の前々月末日まで。なお、九月から利用希望の場合は、今月三十一日までに申し込むこと。
(市町村 2017-07-04付)
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