上川管内校長会が法制研究会等開く　講師に上川局・清水課長ら　人事評価制度など確認

（関係団体 2017-08-10付）

今日的課題に対応し、学校経営を円滑に進めるため研鑚を積んだ

　【旭川発】上川管内校長会（澤井陽一会長）は一日、旭川市ときわ市民ホールで法制研究会・教育経営研究会を開いた。九十七人が参加。上川教育局から清水厚次企画総務課長と佐藤潤一教育支援課長を講師に招き、学校職員人事評価制度や新学習指導要領への対応などについて理解を深めた。

　冒頭、澤井会長があいさつ。日々の教育課題や新学習指導要領移行期の対応について「校長のリーダーシップが問われる」と強調。「本研究会で、今後の見通しについて理解を深めるとともに、あすからの学校経営に役立てていただくよう意義ある研修にしてほしい」と呼びかけた。

　続いて、来賓あいさつに立った上川教育局の中島康則局長は「外国語教育の充実」「教職員の服務規律の徹底」の二点を要請。外国語教育の充実については、時数の整理や外部講師の活用、小中連携を図ることなど。服務規律の徹底については、管内における交通事故やわいせつ行為などの防止に努めるよう求めた。その上で、同会の発展に期待を寄せた。

　このあと、上川教育局の清水企画総務課長、佐藤教育支援課長が講師を務め、法制研究会を実施。学校職員人事評価制度や新学習指導要領の先行実施に向けた取組、コミュニティ・スクールなどについて理解を深めた。　

　引き続き、教育経営研究会を開催。教育経営上の今日的な課題について研究協議を行った。

(関係団体 2017-08-10付)