ミドルリーダー育成求める　道特別支援学校長会など３団体が要望

（関係団体 2017-08-16付）

　道特別支援学校長会（宮崎真彰会長）、道特別支援学校副校長・教頭会（佐橋正智会長）、道公立学校事務長会（阿部雅一会長）は、道教委に対して『三十年度道文教施策に関する要望書』を提出した。「高校における特別支援教育の推進」「ミドルリーダーや管理職候補者の育成」などを求めた。＝要望事項５面＝

　要望事項は、①本道のインクルーシブ教育の推進に関する事項②特別支援学校の教育の充実に関する事項③教職員の資質向上および専門性の確保に関する事項④施設設備や教育環境の整備に関する事項⑤管理職も含めた職員の業務の適正化および管理職候補者の育成に関する事項⑥その他―の大項目六項目のもと、小項目三十二項目に及ぶ。

　重点・緊急要望事項として「高校における特別支援教育の推進」「ミドルリーダーや管理職候補者の育成」など六項目、重点要望事項として「各地域におけるインクルーシブ教育の進展」など四項目、緊急要望事項として「合理的配慮対応マニュアルの作成」など三項目を挙げた。

　道教委と三団体は、二十八日に教育懇談会を開き、意見交換を行う予定。

(関係団体 2017-08-16付)