道高校教頭・副校長会理事研開く　資質・能力向上が必須に　高大接続改革など踏まえ研鑚

（関係団体 2017-09-07付）

３０人が出席し、情報を共有した

　道高校教頭・副校長会（渡邉周一会長）は四日、道庁別館で二十九年度第二回理事研究協議会を開いた。渡邉会長があいさつに立ち、高大接続改革の進展などを踏まえ、教頭・副校長の資質・能力向上の必要性などを訴えた。

　高校における管理運営や教頭・副校長会の諸活動について研究協議を行い、副校長・教頭としての資質向上、本道高校教育の充実を図るために開催。三十人が出席した。

　渡邉会長が開会あいさつ。高校教育をめぐる国の動きについて「高大接続改革が進み、高校生のための学びの基礎診断、大学入学共通テストなどと具体的、現実的になってきた。また、本年度中には、高校の学習指導要領が告示されるということで、社会に開かれた教育課程の編成やカリキュラム・マネジメントの実現などが求められている」と述べた。

　それらの情勢を踏まえて「教頭・副校長の資質・能力の向上は必須。さらには、教頭・副校長会における研究協議会を含めた様々な事業を実り多いものにしていく必要がある」と訴えた。

　議事に入り、二十九年度事業や定通部会事業の中間報告、調査研究委員会報告などを行った。

　また、十一月に予定している二十九年度第二回研究協議会の内容などについて協議した。

(関係団体 2017-09-07付)