道私立中学高校協会が学校展開く　教育活動など広く紹介　児童生徒ら２０００人来場

（関係団体 2017-09-08付）

各校の個別ブースでは進学相談などを実施

　道私立中学高校協会（森本正夫会長）は三日、ホテル札幌ガーデンパレスで「北海道私立学校展」を開いた。約二千人の児童生徒と保護者が来場。各校の個別ブースでの進路相談コーナーや奨学金等相談コーナーなどを設け、道内の私立学校の認識を深めるとともに、進路決定の参考とした。

　同展は、多くの小中学生に、道内私立中学・高校の独自の教育理念や特色ある教育活動などについて広く紹介し、私立学校への理解と認識を深めてもらうことが目的。昭和六十一年から開いており、今回が三十二回目となる。後援は、道や道教委、札幌市教委など。本年度は、中学校十一校、高校二十七校の計三十八校が出展した。

　会場では、各校の学校要覧やパンフレットなどが入った資料を約一千セット配布。各校の個別ブースでは、担当者による学校説明や進学相談などを実施した。

　児童生徒と保護者は、各校のブースを回り、入試の実施要項やカリキュラム、部活動など、各校の特色ある教育活動について理解を深めた。

　また、奨学金等相談コーナーや制服の展示コーナーが設けられ、奨学金制度や各校の制服について紹介したほか、各校のポスターを来場者による投票で競うポスターコンテストを行った。

(関係団体 2017-09-08付)