札幌市東橋小が開校９０周年　記念式典、祝う会を挙行　さらなる発展へ決意新た

（学校 2017-10-18付）

在校生のほか、地域住民など４００人以上が出席。同校の９０周年を祝福した

　札幌市立東橋小学校（野村幸明校長）の開校九十周年記念式典が十三日、同校で開かれた。在校生やＰＴＡ、地域住民など四百人以上が出席。「夢、愛、未来に生きる力を育む学校の創造」を目指し、さらなる教育活動の発展を誓った。

　同校は、昭和二年に東橋尋常小学校として開校し、二十二年に東橋小に校名を変更。これまでの卒業者数は一万五千人を超えている。

　この日、式辞に立った野村校長は、同校のこれまでの歴史を振り返りながら「子どもたちが幸せを感じ、先生や友達に会えて〝楽しかった〟と心から思えるよう、そして、東橋小が〝心のふるさと〟と思えるような教育の営みを続けていきたい」と抱負を述べた。

　続いて、蔀研治白石区長、札幌市教委の細川直久指導主事、同校ＰＴＡの若杉健太会長が祝辞。うち、細川指導主事は「常に自分を信じ、大きな夢に向かって精一杯の努力をしながら、挑戦し続ける人になってほしい」と声援を送った。

　このあと、校歌斉唱などを行い「祝う会～ありがとうの会」に移った。

　祝う会では、児童が同校の歴史や行事、伝統的な取組などを紹介し、最後に、全校児童で「ありがとう」を元気に歌って締めくくった。

(学校 2017-10-18付)