本道から５人に栄誉　２９年度社会教育功労者文科大臣表彰

（道・道教委 2017-10-24付）

　文部科学省は、二十九年度社会教育功労者文部科学大臣表彰の受賞者を発表した。帯広市道子ども会育成連合会の朝日照夫会長など五人が受賞。表彰式は十一月七日午後一時三十分から、東京都内の文科省三階講堂で執り行われる。

　同表彰は、地域における社会教育活動を推進するため、多年にわたって社会教育の振興に功労のあった人の功績をたたえ、文部科学大臣が表彰するもので、昭和五十九年度から実施。本道では、昨年度までに九十六人が表彰されている。

　受賞者と主な功績はつぎのとおり。＝敬称略＝

【地域における社会教育の振興】

▼青少年教育

▽朝日照夫（帯広市、道子ども会育成連合会会長）＝永年にわたって、道子ども会育成連合会の会長等として、青少年に関する事業の企画運営や指導者の育成および活動推進に尽力し、北海道の子どもたちの健全育成に貢献している。

▼社会教育計画

▽作田克博（帯広市、前帯広市生涯学習推進委員協議会会長）＝永年にわたって、社会教育に関する諸活動に積極的に参加し、地域のスポーツや生涯学習活動を主導しているほか、帯広市の生涯学習推進委員協議会会長や生涯学習施設の運営審議会委員長として、帯広市の生涯学習の振興に貢献している。

▽早田眞二（美幌町、前美幌町社会教育委員長）＝永年にわたって、美幌町社会教育行政推進の基本となる「社会教育中期計画」策定に委員長として尽力したほか、社会教育委員活動の活性化にも寄与し、美幌町の社会教育振興に貢献した。

【全国的な社会教育の振興】

▼青少年教育

▽佐藤厚（伊達市、日本体育協会日本スポーツ少年団常任委員）＝日本体育協会日本スポーツ少年団常任委員として、幼児加入の条件整備や「第十次育成六ヵ年計画」の策定にかかわるほか、全国スポーツ少年団軟式野球大会交流大会などの大会運営に携わり、青少年の健全育成に尽力した。

【文部科学省所管の独立行政法人における社会教育の振興】

▼青少年教育

▽中嶋清（旭川市、国立大雪青少年交流の家）＝昭和四十七年から六十一年まで国立大雪青少年交流の家の外部指導員として、交流の家主催事業（水泳・スキー）参加者への指導のみならず、交流の家職員に対しても適切な指導方法を教授し、現在の水泳・スキープログラムの礎を築いた。

(道・道教委 2017-10-24付)