札幌市教委　来年３月に市立高校プレゼン大会　学習活動の成果など発表　各校の特色ある取組を発信

（市町村 2017-11-01付）

　札幌市教委は、三十年三月三十一日に札幌駅前通地下広場チ・カ・ホ北三条交差点広場で「市立高校プレゼンテーション大会」を実施する予定だ。参加を希望した生徒が、市立高校で取り組んでいる学習活動の成果などについて発表するもの。大会のコンセプトには「〝見て・聞いて・触れる〟体感型の成果発表会」を掲げ、多くの市民が集まる場所で各校の特色ある取組などを発表することで、市立高校の魅力を広く周知することを目指す。

　市教委はことし三月、本年度から十年間を見据えた「札幌市立高校教育改革方針」を策定。社会の状況が変化している中で、市立高校における今後の教育の在り方など教育改革の方向性を示している。

　この大会は、方針において本年度から五年間で取り組む具体的施策を示した「市立高校教育改革実行プラン（第一期）」に盛り込まれているもの。大会のコンセプトには「〝見て・聞いて・触れる〟体感型の成果発表会」を掲げ、①生徒の学習意欲の向上や主体的な学びの促進②小・中学生や保護者などに向けて市立高校の特色ある取組を周知する③市立高校間の情報共有④協力企業・地域などに学習活動の成果をフィードバックする―ことを目指す。

　企画・運営は、市教委や市立高校コンシェルジュ、市立高校および中等教育学校（後期課程）の生徒などで構成する大会実行委員会が行う。

　当日は、参加を希望した生徒が各学校において取り組んでいる学習活動や部活動を含めた課外活動などについての成果を発表する。

　発表形式は、個人またはグループで発表する「ステージ発表」と、学習成果をまとめたパネルや実習作品などを展示する「ブース発表」の二形態。ブース発表では、ディスカッションやワークショップなど、来場者が体験・参加できるプログラムを行うことも可能となっている。

　参加を希望する生徒は、在籍校を通じて参加申込書を十二月八日までに提出すること。

　開催日は、三十年三月三十一日。札幌駅前通地下広場「チ・カ・ホ」北三条交差点広場で行う予定。

(市町村 2017-11-01付)