札幌市教委　３０年度サッポロサタデースクール　３５校への拡大目指す　来年２月下旬に内定通知送付

（市町村 2017-10-30付）

　札幌市教委は、三十年度のサッポロサタデースクール事業実施校を三十五校に拡大することを目指している。地域の人材・企業の豊かな社会資源を活用するプログラムを、土曜日を中心に学校施設などで行うもの。希望した学校が十二月中に提出する実施申請書をもとに、市教委が実施校を選定し、三十年二月下旬に内定通知などを送付する予定。

　この事業は、子どもにとってより豊かで有意義な土曜日を実現し、地域全体で子どもを育てる環境を醸成することが目的。地域の多様な技能をもつ人材・企業などの社会資源を活用したプログラムを、土・日・祝日および長期休業中に学校施設などで行うもので、二十六年度から実施している。

　プログラムの参加対象は、原則実施校の児童生徒で、プログラムの内容によっては保護者や実施校以外の子どもも参加できる。

　本年度は小学校二十校、中学校七校の計二十七校で実施。三十年度には実施校を三十五校に拡大することを目指している。

　今後、希望した学校が十二月中に提出する実施申請書をもとに市教委が実施校を選定し、三十年二月下旬に内定通知などを送付する予定。

(市町村 2017-10-30付)