子どもの未来を考える会 中学生の職業意識向上を 道と市立専修学校が意見交換(道・道教委 2017-11-08付)
私立専修学校の現状などについて情報共有した
道は二日、私立専修学校関係者との意見交換会「子どもの未来を考える会(専修学校の部)」を札幌市内の吉田学園医療歯科専門学校で開いた。初めて実施したもので、高橋はるみ知事が札幌市内の道美容専門学校、吉田学園医療歯科専門学校を視察。道私立専修学校各種学校連合会(=北専各連)理事長を務める吉田学園の吉田松雄理事長ら私立専修学校関係者と私立専修学校の現状などについて意見を交換した。
道からは、高橋知事、中野祐介総務部長、総務部法務・法人局学事課の所健一郎課長ら四人が出席。私立専修学校からは、北専各連の吉田理事長ら私立専修学校関係者が出席した。
この日は、高橋知事ら一行が、札幌市内の道美容専門学校、吉田学園医療歯科専門学校を視察したあと、意見交換会を行った。
はじめに高橋知事があいさつ。就職に合致した教育の推進に対して感謝の言葉を述べ、意見交換の成果に期待した。
続いて「私立専修学校の現状」をテーマに意見を交換した。
吉田理事長は、道の補助事業「次世代人材職業体験推進事業」による職業体験講座の取組や、地域での就職率が高い私立専修学校卒業者の傾向などを踏まえ「中学生のうちから職業への意識をもつことが重要。我々ができない学科については、道立の学校で実施してほしい」と述べた。
高橋知事は、少子化、出生率の低下といった本道の課題を挙げ「いろいろな形で、少しでも多くの北海道の子どもたちが職業訓練を受け、道内で就職してくれれば」と期待した。
(道・道教委 2017-11-08付)
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