札幌市みどり小が開校40周年 新しい歴史へ踏み出そう 記念式典・祝う会に460人(学校 2017-11-08付)
約460人が40周年の節目を祝った
札幌市立みどり小学校(川島康恵校長)の開校四十周年記念式典・祝う会が十月三十一日、同校で挙行された。全校児童や関係者合わせて約四百六十人が出席。同校の歩みを振り返ったほか、全校児童で合唱するなど、四十年の節目を祝った。
同校は、昭和五十三年に開校。学校教育目標「未来をひらく 心豊かな みどりの子ども」のもと、様々な教育活動を展開してきており、これまで二千七百三十七人の卒業生を送り出している。
式典では、川島校長が式辞。子どもたちへの支援活動などに対し、地域住民や保護者へ謝意を示したほか、開校以来、特に力を入れて受け継いできた文化として「元気なあいさつ」、全学年が交流する「ふれあい活動」「美しい歌声」を挙げた。同校の文化を宝物に例え「宝物を受け継ぎ、もっと素晴らしい学校をつくるのは皆さん一人ひとりの役目。四十周年という記念すべき年を、ともに過ごすことができることに感謝し、きょうから始まる新しい歴史の第一歩をここにいるみんなで踏み出そう」と呼びかけた。
来賓祝辞では、札幌市教委の檜田英樹教職員担当部長と同校父母と先生の会の大坪隆志会長が登壇。このうち、檜田部長は、農学者の遠山正瑛氏が中国の砂漠にポプラを植え続け、最後には砂漠を森に変えたというエピソードを紹介。夢の実現には困難な状況に陥ることもあることにふれ「強い気持ちで挑戦を続けられる人に、友達や家族、周囲の人々への思いやりや優しさを忘れず、豊かな心をもった人になってほしい」と話した。
式典終了後は、祝う会を実施。「ハッピーバースデー!を君に」を全校児童で合唱したあと、動画で四十年の歩みを振り返った。
また、三・四年生が「はねこ踊り」を踊り、一・二年生が「青い空に絵をかこう」を合唱、五・六年生が「RPG」を合奏するなど、四十周年の節目を祝った。
(学校 2017-11-08付)
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