建設業への興味深める 旭大高1年生がインターンシップ(学校 2017-11-07付)
橋桁の下に組んだ足場に登って現場の説明を受ける生徒
【旭川発】旭川大学高校(阿部敏校長)は、生徒の就業意欲を高めようと、インターンシップを行っている。一年生三人が十月二十六日、旭川市内の建設企業、㈱廣野組(中谷登社長)で職場体験。市近辺の工事現場三ヵ所を見学し、建設業の仕事について理解を深め、将来の進路選択の一助とした。
同社は、中学校や高校・大学などの職場体験学習に協力している。今回、同校の希望調査でものづくりに興味を示していた普通科ライセンスコース一年生の三人を受け入れた。
この日、生徒三人に対し、土木事業部の菊池隆夫執行役員工事部長が旭川空港駐車場新設、辺別川災害復旧工事、大正橋長寿命化工事の三現場を案内した。
そのうち、大正橋長寿命化工事の現場では、現場代理人を務める土木事業部の中村雅俊執行役員技術管理部長が工事概要や橋梁の長寿命化工事の意義、ものづくりの楽しさなどを説明。「スポーツ選手などの夢も素晴らしいが、ものづくりもクリエイティブで面白い仕事。ぜひ将来の参考にしてほしい」と話しかけた。
また、橋桁の下に組んだ足場に登って現場の様子を見学。生徒は工事現場の空気にふれ、建設業に対する理解を深め、将来の進路選択の一助としていた。
参加した生徒は「普段の日常生活で見ることのできない工事現場を見ることができてよかった。現場では足場をつくる職業もあり、いろいろな職業の人たちが集まって作業をしていることを知ることができた」と話していた。
(学校 2017-11-07付)
その他の記事( 学校)
小樽市教委がCS導入説明会 モデル校の稲穂小で取組紹介 地域住民の理解求める
【小樽発】小樽市教委は十月二十七日、小樽市立稲穂小学校へのコミュニティ・スクール(CS)導入を前に、地域住民や保護者を対象とした説明会を同校で開いた。市内の教育関係者を含め四十二人が参加。...(2017-11-10) 全て読む
旭川市永山小が開校120周年記念式典 感謝忘れず学び続けよう 記念歌制作など記念事業報告
【旭川発】旭川市立永山小学校(鎌上彰校長)の開校百二十周年記念式典が十月二十八日、同校で挙行された。全校児童や同窓生など七百六十五人が出席し、記念すべき節目の年を祝った。 同校は、明治...(2017-11-09) 全て読む
札幌市栄中が開校50周年 今後も安心して学べる学校に 卒業制作の記念壁画披露
札幌市立栄中学校(山田悟校長)は一日、同校で開校五十周年記念式典を挙行した。全校生徒や教職員、歴代校長、PTA関係者など、合わせて約八百四十人が出席。同校の歩みを振り返り、五十年の節目を祝...(2017-11-09) 全て読む
札幌市みどり小が開校40周年 新しい歴史へ踏み出そう 記念式典・祝う会に460人
札幌市立みどり小学校(川島康恵校長)の開校四十周年記念式典・祝う会が十月三十一日、同校で挙行された。全校児童や関係者合わせて約四百六十人が出席。同校の歩みを振り返ったほか、全校児童で合唱す...(2017-11-08) 全て読む
函館市凌雲中が閉校式挙行 新たな未来へ心新たに 36年の歴史振り返る
【函館発】函館市立凌雲中学校(浦田慎一校長)は十月中旬、同校体育館で閉校式を執り行った。生徒百五十七人をはじめ、来賓、同窓会・PTA会員、元教職員など合わせて約二百三十人が出席。三十六年の...(2017-11-07) 全て読む
そば打ち全国優勝を報告 幌加内高が柴田教育長訪問
第七回全国高校生そば打ち選手権大会の団体・個人両部門で優勝に輝いた幌加内高校(永山鑑造校長)の三年生二人は一日、道教委を訪れ、柴田達夫教育長に全国制覇の喜びを報告した。団体戦を優勝に導いた...(2017-11-06) 全て読む
帯広工業高が現場見学会に参加 橋梁工事のスケール体感 社会資本整備の大切さ学ぶ
【帯広発】帯広工業高校(金谷秀幸校長)の生徒、教諭約八十人は十月二十四日、建設企業・旭イノベックス㈱主催の現場見学会に参加した。陸別町小利別地区で建設を進めている橋梁の上部工事を見学。生徒...(2017-11-06) 全て読む
札幌市教委 市立高プレゼン大会の実行委 11月中旬の設立を予定 生徒参加し魅力的な大会目指す
札幌市教委は「市立高校プレゼンテーション大会」の実行委員会を十一月中旬に設立する予定だ。来年三月に開くこの大会は、参加を希望した生徒が学習活動などの成果を発表するもの。委員には市教委や市立...(2017-11-02) 全て読む
稚内高2年生がインターンシップ 建設現場で測量実習など 有意義な学習の機会に
【稚内発】稚内高校(元紺谷尊広校長)の二年生百五十二人は十月二十四日から三日間、稚内市内の建設企業などでインターンシップを行った。うち五人が市内などの建設工事現場を見学。現場で働く人たちと...(2017-11-01) 全て読む
当別高家政科生徒開発給食メニュー 西当別中で試食会 地域の食材ふんだんに 異校種交流で郷土のよさ確認 町教委と連携図り本庄教育長も試食
当別高校(田村俊行校長)は十月二十四日、当別町立西当別中学校で家政科生徒が開発した給食の試食会を開いた。両校の生徒、当別町教委の本庄幸賢教育長、石狩教育局の柴田亨教育支援課長などが参加。地...(2017-11-01) 全て読む