道の「北海道150年事業」計画 8月5日に札幌で記念式典 7~8月に「150年ウィーク」(道・道教委 2017-12-04付)
道は「北海道百五十年事業」事業計画原案を取りまとめた。来年八月五日、札幌市内の道立総合体育センターで記念式典を挙行するほか、七月十四日~八月二十八日を「百五十年ウィーク」と定め、道内各地の企業、団体等との連携による各種事業を計画。この期間、大学などと連携して全道各地の子どもたちに学ぶ楽しさを伝える「子ども未来・夢キャンパス」の実施を検討しており、科学技術の体験イベント、スポーツイベントや、子どもたちの交流事業などを計画している。
「北海道」命名百五十年を迎えるのに当たり、来年実施する「北海道百五十年事業」の全体像を示したもの。「歴史や先人の遺業を振り返り、感謝し、節目の年を祝う」「未来を展望しながら、共生社会を目指してつぎの五十年に向けた北海道づくりに継承」「北海道の価値を共有し、国内外に発信し、様々な交流を広げる」ことを基本理念としている。
記念式典では、記念プログラムやスペシャルライブの実施を計画。「百五十年ウィーク」では、食、アート、音楽、歴史・文化・自然、スポーツなど、十のテーマのもと、道内各地の企業・団体・行政機関などによる事業を実施する予定。
このほか、百五十年ウィーク中、全道各地の子どもたちに学ぶ楽しさを伝える「子ども未来・夢キャンパス」の実施を検討。全道各地の大学、短大、高等専門学校などが、小・中学生などを対象に、機械工学・科学技術の体験イベント、スポーツ・音楽・美術のイベント、保健福祉の体験イベントを実施するもので、姉妹友好提携地域や北海道にゆかりのある道外の地域の子どもとの交流、若い世代による芸術・音楽の紹介・発信などを検討している。
今後、実施の有無を含めて詳細な検討を行い、来年三月に策定する事業計画に反映する予定。
(道・道教委 2017-12-04付)
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