渡島・桧山・函館校長会役員研修会　学校経営充実へ研鑚　活動状況報告し成果共有

（関係団体 2017-12-08付）

各校長会の役員４６人が情報交流や講演を通して、研鑚を積んだ

　【函館発】渡島・桧山・函館三地区の校長会は十一月二十四日、ホテル法華クラブ函館で三地区校長会役員研修会を開いた。主管は函館市小学校長会（山田幸俊会長）。各校長会から四十六人が参加。それぞれの実践・取組に関する情報交流や講演を通して、研鑚を積んだ。

　研修会は、三地区の学校教育の諸課題について研修を深めるとともに、広い視野から研鑚を積み、各校の学校経営の充実に資することが目的。

　開会に当たり、山田会長があいさつ。研修会の意義を説明した上で、他地区の実践における積極的な意見交流などを通して「充実した研修会になってほしい」と呼びかけた。

　続いて、道総務部危機対策局危機対策課の田辺きよみ防災教育担当課長が、道が推進している一日防災学校について説明。札幌市の学校で実施した際の様子を動画で紹介した。

　引き続き、各校長会の事務局長が本年度の活動状況に関して、学力向上に向けた研修会や研究大会の実施状況などを報告。函館市小学校長会の片桐由博事務局長は活動状況のほか、来年十月四・五日、函館市内で開催される第七十回全国連合小学校長会研究協議会北海道大会に向けた準備委員会の活動状況についても説明した。

　このあと、勤務時間縮減に向けた取組について、七つのグループに分かれて情報交流したほか、道警函館方面本部生活安全課の大澤洋一課長補佐が「子どもを性被害から守る～性暴力被害の実態と予防教育の重要性」をテーマに講演した。

(関係団体 2017-12-08付)