活動の充実・発展を約束　道小学校長会が６０周年記念式典

（関係団体 2017-12-20付）

来賓、歴代役員を含め約９０人が出席した

　道小学校長会（角野誠会長）は十八日、ホテルライフォート札幌で結成六十周年記念式典を挙行した。角野会長は、道小の歴史を振り返るとともに「素晴らしい歴史を引き継ぎ、努力を積み重ねていく」と表明。来年度、函館市で開かれる第七十回全連小研究協議会道大会・第六十一回道小教育研究函館大会に向けた決意を述べるとともに、六十周年を契機にさらなる活動の充実・発展を約束した。会場には歴代役員や多くの来賓が駆けつけ、六十周年の節目を祝った。

　道小学校長会は昭和三十二年に設立。「正論を以って正道を歩む」の理念のもと、六十年間にわたって小学校教育の充実・発展のための研究と実践、学校教育の課題解決に尽力し、本道教育の発展に寄与してきた。

　式典には、来賓、歴代役員を含め約九十人が出席した。

　冒頭、仲倉優副会長が開式の辞を述べ、黙とう、国歌斉唱に続いて、角野会長が式辞に立った。

　角野会長は、道小の歴史を振り返るとともに、先輩会員に対する敬意を示した上で「素晴らしい歴史を引き継ぎ、努力を積み重ねていく」と決意を表明。「時代の変革期を迎えている今だからこそ、これまで以上に校長会の果たす役割は大きくなっている」と強調した。

　来年度、函館市で開かれる全連小研究協議会道大会・道小教育研究函館大会に向けて「道小会員の英知を結集して成功に導きたい」と誓い、六十周年を契機に、さらなる活動の充実・発展を誓った。

　また、来賓として道教委の柴田達夫教育長が祝辞。「本道教育の振興・発展に尽力したことに敬意と感謝を申し上げたい」と述べ、新学習指導要領の理念に基づく学校教育の充実・発展とともに、教職員が働きやすい環境を整備する重要性を強調。その上で「本道のすべての子どもたちが個性を伸ばし、可能性を開花させ、未来に向かってたくましく成長できるよう、チーム北海道として教育環境の一層の充実に努めていきたい」と述べた。

　祝電・祝辞披露では、道の高橋はるみ知事、全連小の種村明頼会長の祝文が読み上げられた。

　歴代役員に対する感謝状贈呈では、代表として第四十二代会長の斉藤英昭氏が角野会長から感謝状と記念品を受け取った。

(関係団体 2017-12-20付)