第７期第２回道教育推進会議　２６日手交へ新教育計画答申案確認　活動状況評価の方法も審議

（道・道教委 2018-01-23付）

　道教育推進会議は十九日、札幌市内の道第二水産ビルで第七期第二回会議を開いた。新しい教育計画の答申案、今後の教育委員会の活動状況に関する点検・評価の在り方などについて審議。答申は、二十六日に石田政充会長から柴田達夫教育長に手交される予定。

　道教委の附属機関である道教育推進会議は、条例に基づき、道教委の管理・執行状況の点検・評価、諮問に応じて基本的な計画の策定・変更に関する調査審議を所掌している。

　十九日に開かれた会議では、新しい教育計画と教育委員会の活動状況に関する点検・評価について審議。十人の委員が参加した。

　はじめに、名子学教育政策課長が第一回会議での委員からの意見に対する新しい教育計画への反映内容などについて説明。委員からは、学校と地域の連携において重要な役割を果たすコーディネーターが不足していることへの懸念、社会教育主事が果たす役割の重要性や、学校の負担を減らす仕組づくりの必要性について意見が挙がった。

　続いて、教育委員会の活動状況に関する点検・評価の概要について説明。新しい教育計画が始まる三十年度以降、活動の点検・評価に適用する新たな評価方法の考え方を示した。

　委員は「現行の評価から変わることで、どのような変化が予想されるか具体的に示してほしい」と指摘。また、評価の基準をもっと厳しくするべきという意見の一方、現状の基準で十分との声もあった。

　新しい教育計画についての答申は、二十六日に石田会長が柴田教育長に手交する予定。三月末の教育委員会で計画を正式決定する。

(道・道教委 2018-01-23付)