札幌平岸・普通が１・８倍　市立高校入選の当初出願状況―札幌市教委

（市町村 2018-01-30付）

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　札幌市教委は二十九日、三十年度市立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制課程六校には募集人数一千八百四十人に対し、二千四百六十三人が出願。このうち、標準枠が四百八人（内数）の推薦入学は、二百四十三人（同）が出願した。平均倍率は前年度と同率の一・三倍で、札幌平岸・普通が一・八倍と最も高い倍率となった。定時制課程の市立札幌大通の平均倍率は前年度と同じ一・三倍。

　前年度を上回る倍率となった全日制の学校・学科は、札幌平岸・普通が〇・五ポイント増の一・八倍、札幌平岸・デザインアートが〇・四ポイント増の一・四倍、札幌清田・グローバルが〇・一ポイント増の一・五倍、札幌新川・普通が〇・一ポイント増の一・四倍。札幌啓北商業・未来商学は一・四倍から〇・九倍へと大きく減少したほか、残る学校・学科は前年度と同数か〇・一～〇・二ポイント下がった。

　定時制課程の市立札幌大通は、募集人数二百九十人（推薦標準枠百十人を含む）に対し、三百八十四人が出願。平均倍率は前年度と同じ一・三倍となった。普通・午前が〇・二ポイント減の一・五倍、普通・午後が前年度と同じ一・七倍、普通・夜間が〇・三ポイント増の〇・八倍となった。

　出願変更は、二月五日午後四時まで受け付ける。

(市町村 2018-01-30付)