倍率横ばいの3.2倍 30年度私立高校入試出願状況―8日現在(道・道教委 2018-02-14付)
道は九日、三十年度私立高校入試志願状況(八日午後五時現在)をまとめた。入試を行う四十九校の平均倍率は、対前年同期比〇・〇一ポイント減の三・二一倍となっている。
道内の全日制私立高校五十一校のうち、附属中学校からの進学のみで外部から募集していない高校を除く四十九校を取りまとめたもの。
九日以降に願書受付を終了する三校に関しては、調査時点の速報値。そのほかの高校も願書受付日の消印有効としている場合などもあり、確定値ではない。
募集定員は、八十六人減の一万一千二百九十四人で、志願者数は二百九十五人減の三万六千三百三人。平均倍率は〇・〇一ポイント減の三・二一倍。
日程別では、A日程(十六日、十六~十七日)の三十九校が募集定員八千五百十四人に対して志願者数二万五千四百四十二人で、倍率二・九九倍。B日程(二十日、二十~二十一日)の十校は、募集定員二千七百八十人に対し、志願者数一万八百六十一人で、倍率三・九一倍となっている。
倍率が最も高い学校は武修館高校で七・八倍、最も低い学校は札幌聖心女子学院高校と北星学園余市高校で〇・四倍だった。倍率が前年より最も伸びた学校は北海高校、道科学大学高校、帯広大谷高校、清尚学院高校で〇・六ポイント、最も下がった学校は旭川明成高校で一・〇ポイント減だった。
学科別でみると、武修館高普通が七・八倍で最も高く、札幌聖心女子学院高普通と北星学園余市高普通が〇・四倍で最も低い。前年からの増減では、道科学大学高普通が〇・七ポイント増と最も上昇。最も下がったのは、旭川明成高総合学科で一・〇ポイント減だった。
入試後、最も早い合格発表は二十二日(札幌光星高校など五校)。最も遅い発表は三月二十二日(旭川大学高校)となっている。
(道・道教委 2018-02-14付)
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