道高校長協会総合学科部会　１６校が日ごろの学習成果発表　教育充実へ交流を深化

（関係団体 2018-02-19付）

情報交換を通して生徒相互の交流を深めた

　【室蘭発】道高校長協会総合学科部会（藤井勝弘部会長）は八日、室蘭東翔高校で二十九年度道高校総合学科学習成果発表会を開いた。参加校の校長や胆振教育局、室蘭市教委などから約四十人が来校。各校の代表が課題研究や総合学科としての特徴的な学習の成果を発表した。

　学習成果発表会は、全道の総合学科高校に学ぶ生徒が集い、日ごろの学習成果について発表するとともに、情報交換などを通して生徒相互の交流を深め、総合学科教育の充実を図ることが目的。美唄尚栄高校、石狩翔陽高校、余市紅志高校、留辺蘂高校、標茶高校、森高校、札幌厚別高校、剣淵高校、池田高校、室蘭東翔高校、旭川南高校、斜里高校、桧山北高校、清水高校、浦河高校、釧路明輝高校の十六校の代表生徒が参加した。

　この日は、胆振教育局の阿部清明局長や室蘭市教委の國枝信教育長など約四十人のほか、会場校である室蘭東翔高の一・二年生計四百人も発表を視聴した。

　はじめに、藤井部会長があいさつ。「日ごろの学習成果を発揮し、高校生の目線で堂々と発表して」と呼びかけた。

　発表では、各校の代表生徒がこれまで行ってきた取組や自らの主張・考えを十分間で披露。室蘭東翔高の髙橋秋穂さんは「産業社会と人間」の授業や、総合的な学習の時間を通じて学んだ職業観を生かし、むし歯になる原因と予防策について発表した。

　参加者は、各校の発表に真剣に聞き入っていた。発表後は交流会および意見交換会を開き、全道各地の生徒と交流を深めた。

(関係団体 2018-02-19付)