道子どもの生活習慣づくり実行委　生活リズム向上の取組継続　新年度の方向性など協議

（道・道教委 2018-02-21付）

第３回会議では、本年度の事業内容についても確認した

　道子どもの生活習慣づくり実行委員会（佐藤彰会長）は十六日、道庁本庁舎で二十九年度第三回会議を開いた。昨年十二月に開催した「早寝早起き朝ごはんフォーラムＩｎほっかいどう」、動画資料「中学生の適切な生活リズム」を活用したモデル授業など、本年度の取組を報告。新年度の取組案では、「学びの幅の拡充～地域が一体となった取組の定着に向けて」をテーマに、生活リズム向上のための取組の継続、地域や学校における取組への実践支援を行うなどの方向性を確認した。

　議事に入り、家庭での生活習慣を振り返る企業と連携した取組や、体験ブース、パネル展など本年度の取組を事務局が報告。昨年十二月に開いた「早寝早起き朝ごはんフォーラムＩｎほっかいどう」では、参加者の四分の一が保育士などの乳幼児と接する参加者だったことを伝えた。

　また、動画資料「中学生の適切な生活リズム」を活用したモデル授業を一月に旭川市立東光中学校で実施したことを報告。生徒が基本的な生活習慣に興味をもって取り組み、生活習慣が心身の影響を及ぼすことを理解できたことを伝え、資料活用の有効性を示した。

　続いて、三十年度道子どもの生活習慣づくり実行委員会の取組案を説明。「学びの幅の拡充～地域が一体となった取組の定着に向けて」をテーマに、生活リズム向上のための取組を継続して推進するとともに、地域や学校における取組への実践支援を行う方向性を確認した。

　今後の取組の推進に関して委員からは、読書習慣の定着に向けた学校、図書館、関係団体との連携の必要性が挙げられた。

(道・道教委 2018-02-21付)