公立高の30年度推薦入選 道立全日制3648人合格 札幌市立全日制は243人
(道・道教委 2018-02-22付)

 道教委と札幌市教委は二十一日、三十年度公立高校の推薦・連携型入学者選抜合格内定者数などの状況(二十日現在)を発表した。

 推薦の対象学校・学科数(有朋を除く)は、全日制が百五十四校二百七十三学科、定時制が一校三学科(市立札幌大通)。このうち、出願があったのは、全日制が百二十五校二百十八学科、定時制が一校三学科。

 全日制では、推薦標準枠九千三百五人に対し、出願者数が四千九十一人、合格内定者数が三千六百四十八人(道外からの出願者十四人を含む)。推薦標準枠に対する充足率は三九・二%。

 出願者数が推薦標準枠を超えた学校・学科数は二十二校三十三学科。うち、倍率二倍以上になった学校・学科、内定者数が推薦標準枠を超えた学校・学科はなかった。

 札幌市立の全日制では、普通科やほかの学科を合わせ、推薦標準枠四百八人に対し、二百四十三人が出願し、全員が合格内定した。

 一方、定時制は、推薦標準枠百十人に対し、二百六十九人が出願し、百十人が合格内定した。充足率は一〇〇%。

 市立札幌大通普通(午前)で合格内定した三十人には、中国、ネパールなどからの海外生徒枠の六人を含む。

 出願者数が推薦標準枠を超えたのは、市立札幌大通普通(午前)と同普通(午後)の一校二学科で、倍率はいずれも三・七倍。

 同普通(夜間)では、推薦標準枠五十人に対し、出願者数が四十七人。午前、午後の出願者からの志望者を加え、合格内定者数は五十人となっている。

◆連携型入選は191人

 連携型入学者選抜は、対象の七校七学科すべてで実施。募集人員五百二十人に対し、百九十一人が出願し、全員が合格内定。充足率は三六・七%だった。

 合格内定しなかった生徒は、一般入試に再出願できる。受付は二十六日正午まで。学力検査は三月六日に行い、三月十六日午前十時に合格発表する。

(道・道教委 2018-02-22付)

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