道公安委・道教委・札幌市教委 学校と警察の連携を協議 ネット利用に関し意見交換(道・道教委 2018-02-23付)
ネット犯罪から子どもたちを守るため意見を出し合った
道公安委員会、道教委、札幌市教委は二十一日、ニューオータニイン札幌で意見交換会を開いた「安全なインターネット利用のための学校と警察の連携について」をテーマに意見を交換。三者の一層の連携強化を確認した。
意見交換会は、公安委員会と教育委員会とが少年の非行防止や安全対策などを効果的に推進するため、共通認識のもとで連携を図ることが目的。
二十年度から道公安委員会と道教委との間で始まり、二十七年度からは札幌市教委も参加。年に一回のペースで開き、連携体制を強化してきた。
今回、三機関から約三十人が出席した。
冒頭、札幌市教委の長岡豊彦教育長、道教委の柴田達夫教育長、公安委員会の宇都宮輝夫委員長があいさつ。
長岡教育長は、学校教育だけではなく、家庭を巻き込んだ取組を一層進め、保護者に対する発信力を強くする必要性と同時に、一組織で対応することの限界を指摘。「交流の機会は、今後の連携を深めるという観点からも非常に重要な会議。これまで以上に連携を深めていきたい」と述べた。
続いてあいさつに立った柴田教育長は、本道における教育行政の推進に対する様々な支援、協力に感謝を示し、幅広い意見交換となるよう期待した。
このあと、各機関の担当者が取組状況を説明。「安全なインターネット利用のための学校と警察の連携について」をテーマに意見を交換。さらなる連携強化につなげた。
(道・道教委 2018-02-23付)
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