働き方改革アクション・プラン　関係機関一体の取組を　道教委がリーフレット作成

（道・道教委 2018-04-06付）

　道教委は、学校における働き方改革「北海道アクション・プラン」の内容を周知するリーフレットを作成した。アクション・プランの概要や取組を掲載し、教職員向けと保護者向けの二種類を作成した。保護者や地域の理解を得るため、学校から保護者への配布や、ＰＴＡ会議などでの市町村教委の説明などを通して、学校・地域・家庭・行政の一体となった取組を推進するよう呼びかけている。

　リーフレットは、教員の多忙化が解消されていない現状を踏まえ、道教委が主導して、道内すべての学校において、働き方改革を進めるため、業務改善の方向性を示し、アクション・プランを教職員や保護者、地域に周知するために作成したもの。

　リーフレットは教職員向けと保護者向けの二種類。

　教職員向けのリーフレットでは、アクション・プランに基づく取組として、チーム学校の実現に向けた専門スタッフなどの配置促進や、ＩＣＴを活用した授業準備の支援などを紹介。学校における働き方改革を着実に進めるため、職員一人ひとりがワークライフバランスの視点を積極的に取り入れ、意識を変えていくことを求めている。

　一方、保護者向けのリーフレットでは、コミュニティ・スクールの導入促進、部活動休養日の完全実施、学校閉庁日の設定などを紹介し、教員の長時間勤務を解消して健康で意欲的な授業を準備するため、保護者や地域の理解を呼びかけている。

(道・道教委 2018-04-06付)