子どもの体力向上ボトムアップ事業　運動事例や効果掲載　小中生向けリーフレット作成―道教委

（道・道教委 2018-04-05付）

子どもが体育の時間以外で取り組めるプログラムを紹介している

　道教委は二十九年度「子どもの体力向上ボトムアップ事業」運動大好きプログラム作成事業における小学生向け、中学生向けの二種類のリーフレットを作成した。道内九校の小・中学校の取組を掲載。子どもが休み時間や放課後に自主的に運動に親しむことで、児童生徒の体力の向上を図る。

　子どもの体力向上ボトムアップ事業では、学校での実践研究を通して、学校・家庭・地域・行政が共通理解のもと、学校などにおける体力向上の取組の改善・充実、教員の指導力向上を図るなどして、児童生徒の体力向上を目指すもの。児童生徒が体育の授業以外の場面で、自ら運動に親しむことを目的とした運動プログラムの事例をまとめ、小学生向けと中学生向けの二種類のリーフレットを作成した。

　リーフレットでは、児童生徒が運動に親しむため、道内九校が休み時間や放課後に取り組んだ実践事例を紹介している。

　このうち、士幌町立士幌中央中学校では、生徒がいつでも気軽に体力向上ができるよう握力、長座体前屈、反復横跳びの三種目の道具を用意した体力測定コーナーを学校に設置している。また、学級対抗体力総合バトルなど、生徒同士が楽しみながら競い合うことで、学校全体の体力向上を図っている。

　このほか、体力向上に向けた各校の様々な取組を紹介。運動することで得られる効果や、レバンガ北海道の折茂武彦選手のメッセージなどを掲載している。

(道・道教委 2018-04-05付)