情センがタブレット活用研修を新規開講　ＩＣＴ活用指導力育成へ　１０月２４・２５日の２日間

（道・道教委 2018-04-11付）

　道立教育研究所附属情報処理教育センターは、本年度新たにタブレット活用研修講座を開講する。プログラミング教育を盛り込んだ新学習指導要領の全面実施に向け、ニーズに応じた講座を設定。十月二十四・二十五日の二日間日程で、授業におけるタブレットの活用方法などについての講義や、タブレットを活用した模擬授業などの演習、プログラミング教育についての研修などを行い、実践的なＩＣＴ活用指導力の向上を図る。受講を希望する場合は、学校長に申し出た上で、道研ホームページの受講申込登録フォームから申し込む。申込期限は八月六日まで。

　昨年三月に公示された新学習指導要領では、ＩＣＴを活用した学習活動の充実やプログラミング的思考の育成などが盛り込まれた。また、小・中学校では本年度から、高校においては来年度から、新学習指導要領の全面実施に向けた移行措置期間に入る。

　これらを踏まえ、最も要望の多いタブレットを活用した講座を設定。授業においてＩＣＴ活用の基礎の研修、または、タブレット端末を活用した授業を計画している小・中・高校、特別支援学校教員を対象としている。

　講座は、タブレット操作や模擬授業を通して、ＩＣＴを活用した授業の構成、児童生徒のＩＣＴ活用能力を高める方法、プログラミング教育などについて研修し、授業における実践的なＩＣＴ活用指導力の向上を図ることがねらい。

　日程は、十月二十四・二十五日の二日間。定員は小学校八人、中学校五人、高校五人、特別支援学校二人まで。

　研修内容としては、教科および単元目標を達成するための活用方法、活用事例などタブレットを活用した授業の在り方について学ぶ講義や、タブレットの基本的な操作方法、タブレットを活用した教科指導の講義・演習などを行う。

　また、タブレットを活用した模擬授業として、指導案や教材の作成、授業後の分析および改善策の検討など実践的な研修を行うほか、プログラミングソフトの操作などプログラミング教育の講義・演習も実施する。

　受講を希望する場合は、学校長に申し出た上で、道研ホームページの受講申込登録フォームから申し込む。申込期限は八月六日まで。

　問い合わせは、同センター（電話〇一一―３８６―四五二四）まで。

(道・道教委 2018-04-11付)