道教委30年度外国語活動巡回指導教員 25人に拡大し200校で指導 研究協議会は全道5会場予定(道・道教委 2018-04-25付)
道教委は本年度、外国語活動巡回指導教員を前年度の十八人から二十五人に拡大して配置した。岩見沢市立第一小学校、江別市立江別第二小学校など本務校二十五校に配置。兼務校は百七十五校。合わせて前年度比四十八校増の二百校で学級担任とのチーム・ティーチングや模範授業、教員研修の企画や指導助言などを行う。本年度新たに実施する小学校英語力向上支援事業では、外国語活動巡回指導教員による研究協議会を道内五会場で開催する予定で、英語力の向上に向けた指導体制の強化を図っていく。
外国語活動巡回指導教員は、小学校教員の外国語活動などの指導力と英語力の向上を図るため、複数の学校を巡回して学級担任とのチーム・ティーチングや模範授業、小学校外国語活動に関する教員研修の企画、教員への指導助言などに従事する教員。
道教委は、小学校における英語の教科化を見据え、本年度から新たに小学校英語力向上支援事業を開始。外国語活動巡回指導教員の指導体制を整備するとともに、研究協議会を道内五会場で開催し、意見交換を実施する予定。
本年度の配置人数は、前年度の十八人から七人増の二十五人。岩見沢市立第一小学校、江別市立江別第二小学校など本務校二十五校に配置した。本務校から巡回指導を行う兼務校数は、四十一校増の百七十五校となっている。
三十年度の外国語活動巡回指導教員配置本務校と兼務校数はつぎのとおり。
▼空知
▽岩見沢市第一小―7校
▼石狩
▽江別市江別第二小―8校▽千歳市千歳第二小―8校▽石狩市花川中―5校
▼後志
▽小樽市手宮中央小―5校
▼胆振
▽登別市幌別小―7校
▽伊達市伊達西小―4校
▽苫小牧市大成小―8校
▽苫小牧市苫小牧東小―7校
▼日高
▽新ひだか町高静小―5校
▼渡島
▽函館市高盛小―5校
▽函館市中の沢小―6校
▽七飯町七重小―6校
▽森町尾白内小―5校
▼上川
▽旭川市豊岡小―9校
▽旭川市永山南小―8校
▽旭川市愛宕東小―7校
▼宗谷
▽稚内市稚内東中―5校
▽枝幸町枝幸中―9校
▼オホーツク
▽北見市高栄中―8校
▽網走市潮見小―8校
▼十勝
▽音更町緑南中―9校
▽幕別町幕別中―9校
▽帯広市南町中―10校
▼釧路
▽釧路市興津小―7校
(道・道教委 2018-04-25付)
その他の記事( 道・道教委)
30年度オホーツク管内教育推進の重点―オホーツク局が高・特校長会議 未来切り拓く資質・能力を 情報・キャリア教育充実要請
【網走発】オホーツク教育局は十七日、オホーツク合同庁舎で三十年度管内高校・特別支援学校長会議を開いた。松本邦由局長が「社会の変化に対応する教育の推進」「豊かな心と人間性を育む教育の推進」「...(2018-04-26) 全て読む
学校サポーター派遣事業の実施状況―道教委まとめ 29年度は715人派遣 札幌近郊学生が6割占める
道教委は、二十九年度学校サポーター派遣事業の実施状況をまとめた。学生の登録者数は前年度より二百人増の二千五百四十二人。社会人を合わせ二千六百八十三人。延べ派遣人数は二百九十四人減の七百十五...(2018-04-26) 全て読む
地域力向上モデル構築事業―道教委 住民検討会やフォーラム開催 官民協働検討チームで課題解決
道教委は、本年度から三ヵ年計画で公民館的な機能を活用した地域力向上モデル構築事業に取り組む。毎年度モデル市町村を複数選定し、高齢者支援、防災対策、人づくり、環境保全などの地域課題に官民協働...(2018-04-26) 全て読む
30年度後志管内教育推進の重点―後志局が管内公立高校長等会議 持続可能な運営体制充実 教員が支え合う組織づくりを
【倶知安発】後志教育局の原光宏局長は二十日、後志合同庁舎で開いた三十年度管内公立高校長・特別支援学校長会議で管内教育推進の重点を説明した。「社会で活きる力の育成」「豊かな人間性と健やかな体...(2018-04-26) 全て読む
公立小・中担当指導主事研開く―道教委 自己肯定感高める授業を 大妻女子大・樺山准教授が講演
道教委は二十三日から二日間、札幌市内の道自治労会館で三十年度公立小・中学校各教科等担当指導主事研究協議会を開いた。道教委、市町村教委の義務教育担当指導主事ら約二百人が参加。初日は大妻女子大...(2018-04-25) 全て読む
石狩局が高・特校長会議開催 30年度石狩管内教育推進の重点 揺るぎない信念で経営を 高大接続改革などへ対応
石狩教育局は十八日、札幌市内の道第二水産ビルで三十年度石狩管内道立高校・特別支援学校長会議を開いた。岩渕隆局長が本年度における管内教育推進の重点を説明。「社会との連携・協働による教育課程の...(2018-04-25) 全て読む
30年度日高管内教育推進の重点―日高局が管内公立学校長会議開く 未来の日高を創造する力育成 取組支える体制整備求める
【浦河発】日高教育局は十八日、浦河町総合文化会館で三十年度管内公立学校長会議を開催した。波岸克泰局長が管内教育推進の重点について説明。「生きる力を育成する取組の確実な推進」「取組を支える体...(2018-04-25) 全て読む
29年度道内公立学校給食実施状況―道教委まとめ 完全給食実施率96・9% 米飯給食週平均3・1回実施
道教委は、道内公立学校の二十九年度学校給食実施状況(二十九年五月一日現在)をまとめた。小・中学校、特別支援学校、夜間定時制高校の四校種一千七百五十一校のうち、完全給食(パンまたは米飯、ミル...(2018-04-24) 全て読む
道教委30年度授業改善等支援事業 芦別市など19市町指定 拠点校41校、協力校13校に
道教委は、ほっかいどう学力向上推進事業の一環として行う授業改善等支援事業の三十年度指定地域、拠点校、協力校を決定した。指定地域は前年度に続き、上砂川町、芦別市など十九市町。上砂川中学校など...(2018-04-24) 全て読む
30年度上川管内教育推進の重点―上川局が管内小中校長会議 上川スライド30を啓発 教職員の業務改善推進へ
【旭川発】上川教育局は十三日、アートホテル旭川で三十年度管内公立小中学校長会議を開いた。中島康則局長が基本目標として「社会で活きる力」など六点を提示し、本年度の重点を説明。電子メディア接触...(2018-04-24) 全て読む