学校サポーター派遣事業の実施状況―道教委まとめ 29年度は715人派遣 札幌近郊学生が6割占める(道・道教委 2018-04-26付)
道教委は、二十九年度学校サポーター派遣事業の実施状況をまとめた。学生の登録者数は前年度より二百人増の二千五百四十二人。社会人を合わせ二千六百八十三人。延べ派遣人数は二百九十四人減の七百十五人で、七十一市町村の小学校百三十一校、中学校四十四校の計百七十五校に派遣した。延べ人数の内訳は、道教育大学の学生が二百十二人、道医療大学が九十三人、北海道大学が四十七人など。札幌近郊の学生が全体の約六割を占めた。
事業は、市町村などにおける補充的な学習の機会に学生ボランティアや社会人ボランティアを学校サポーターとして派遣し、学習指導の補助などを行うもの。市町村などが主体的に行う学力向上の取組をサポートするとともに、子どもたちの学習意欲の向上、学力向上に資することを目的としている。
二十九年度登録者数は、学生が二百人増の二千五百四十二人。社会人を合わせ二千六百八十三人。延べ派遣人数は二百九十四人減の七百十五人で、全道七十一市町村の小学校百三十一校、中学校四十四校の計百七十五校に派遣した。
参加者の内訳は、札幌近郊からの参加が全体の約六割を占め、つぎに、釧路管内からの参加数が一七%、上川管内が一四%などと続いた。
釧路管内からは、釧路・根室・オホーツク・十勝管内への参加が多く、上川管内からは、上川・宗谷管内への参加が多かった。
札幌近郊から参加する学生が過半数を占めている管内は、空知・石狩・後志・胆振・檜山・上川・留萌・宗谷・十勝の九管内となっている。
(道・道教委 2018-04-26付)
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