帯広市の30年度肉付補正予算案 CS導入に向けセミナー(市町村 2018-06-05付)
【帯広発】帯広市は、十一日開会予定の第三回定例市議会に提案する一般会計補正予算案を発表した。骨格編成としていた当初予算に肉付けするもので、追加額は八億四千八百万円。うち、教育費には八千八百万円を計上した。
教育関係の主な事業では、大型提示装置と実物投影機の整備に一千四百万円を充てたほか、小学校トイレの洋式化などを盛り込んだ。コミュニティ・スクール(CS)導入に向け、セミナーの開催によって周知を図り、本格実施に向けて機運を高めていく。
なお、補正後の一般会計総額は、前年度当初比、十億三千七百万円の減一・二%減の八百二十七億四千四百万円となっている。
教育関係の主な事業はつぎのとおり(金額単位・万円)。
▼教育費
▽CS導入(新規)=六―学校運営に保護者や地域住民が参画するCSの導入に向けたセミナーを開催
▽小学校机・椅子更新(新規)=一六七―小学校の机・椅子の更新
▽スクールバス更新(新規)=七〇九―清川地区のスクールバスを更新
▽大型提示装置などの整備=一、四二六―小学校三・四年生、特別支援学級の教室に大型モニターと実物投影機を整備
▽新入学学用品の前倒し支給=九八二―新小学一年生に対する新入学学用品の支給の前倒し
▽学校トイレの洋式化=七三六―小・中学校の和式トイレ計二十三基を洋式に改修
▽八千代A遺跡出土品の公開=四〇〇―常設展示室の改修、特別企画展の開催
▽動物園の魅力向上(新規)=三五―新たな魅力づくりに向けた検討委員会、フォーラムの開催
▽ワールドカップスピードスケート競技会帯広大会の開催に対する支援=一、八〇八
▽帯広の森野球場のグラウンド整備=二、三五一
▼保健福祉費
▽私立保育所の改築、へき地保育所の整備=二八、五六四―ときわの森保育所の改築に対する支援やへき地保育所六ヵ所の認可化に向けた施設整備
▽放課後児童支援員のキャリアアップに対する支援=七五一―放課後児童支援員の賃金について、経験年数などに応じた段階的な処遇改善を行う事業者に対する支援
(市町村 2018-06-05付)
その他の記事( 市町村)
CS活動推進や未来塾実施など むかわ町の肉付補正予算案
【室蘭発】むかわ町は一日、十日開会予定の第二回定例会に上程する一般会計補正予算案を発表した。骨格編成としていた当初予算の肉付予算で、追加額は十二億九千八十万円。教育関連では、コミュニティス...(2018-06-06) 全て読む
札教研事業 12日に春の研究集会 北小で4年外国語活動公開 道徳は屯田小など4小学校で
札幌市教委は十二日、三十年度札幌市教育研究推進事業(=札教研事業)春の研究集会を開く。市内小・中学校、中等教育学校、特別支援学校の教職員が各研究部における研修会に参加。研究協議・実践交流な...(2018-06-06) 全て読む
こども学校応援地域事業推進委―帯広市 未来担う子ども育成 事業推進へ意見交換
【帯広発】帯広市のこども学校応援地域事業推進委員会は五月三十一日、市職員会館で第一回会議を開いた。校長会や教頭会、幼稚園協会、町内連合会、ボランティア代表など委員十七人が出席。本年度のこど...(2018-06-06) 全て読む
札幌市ひきこもり地域支援センター 29年度事業実績 新規相談の3割が20代 相談件数 43件減の1087件
道精神保健推進協会は、札幌市ひきこもり地域支援センターの二十九年度事業実績報告書をまとめた。相談件数は前年度に比べ四十三件減少して一千八十七件となり、そのうち二百五十二件が新規相談。ひきこ...(2018-06-05) 全て読む
札幌市教委 健やかな身体育成の取組説明会 今後の指導ポイント確認
札幌市教委は五月三十日、市内のちえりあで三十年度健やかな身体の育成にかかる取組の説明会を開いた。市立小・中学校の管理職が参加。健やかな身体の育成の取組充実に向けて、健やかな身体育成プログラ...(2018-06-05) 全て読む
30年度小中一貫教育等推進事業―札幌市教委 12校をモデル校に指定 “小小連携”の在り方など研究
札幌市教委は、三十年度小中連携・一貫教育推進事業におけるモデル研究校に中学校四校、小学校八校の計十二校を指定した。市における小中一貫教育の在り方について研究するもの。モデル校はそれぞれの中...(2018-06-04) 全て読む
29年度教職員休務・休職状況―札幌市教委 休務者が過去10年で最少 休職者は6人増の92人に
札幌市教委は、二十九年度の市立学校教職員の休務・休職状況をまとめた。三十日以上の休務者は二十八年度比十七人減の百五十八人で、過去十年間で最も少ない人数となった。休職者は六人増の九十二人。休...(2018-06-04) 全て読む
働き方改革推進プラン策定―帯広市教委 部活動休養日 中学校で週2日以上 時間外勤務縮減強調週間設定も
【帯広発】帯広市教委は、「帯広市立学校における教職員の働き方改革推進プラン」を策定した。市教委内の教職員の勤務の在り方検討会議の協議を受けて定めたもの。部活動休養日は中学校で週二日以上設定...(2018-06-04) 全て読む
各中学校区で目指す子ども像共有 小中一貫やCS推進へ 函館市教委がHP上に公開
【函館発】函館市教委は、小中一貫教育の取組やコミュニティ・スクール(CS)の充実・推進などを図るため、各中学校区内で共有する学校教育目標や目指す子ども像などをまとめ、ホームページに公開した...(2018-06-01) 全て読む
30年度オリパラ教育研究推進校決定―札幌市教委 前年度比15校増の延べ75校 ミュージアム活用校を拡充
札幌市教委は、本年度のオリンピック・パラリンピック教育推進事業の研究推進校を決定した。前年度より十五校増加し、小・中・中等教育・特別支援学校合わせて延べ七十五校を指定。三つの研究課題のうち...(2018-06-01) 全て読む