こども学校応援地域事業推進委―帯広市 未来担う子ども育成 事業推進へ意見交換(市町村 2018-06-06付)
委員17人が活発な議論を交わした
【帯広発】帯広市のこども学校応援地域事業推進委員会は五月三十一日、市職員会館で第一回会議を開いた。校長会や教頭会、幼稚園協会、町内連合会、ボランティア代表など委員十七人が出席。本年度のこども学校応援地域事業やこども学校応援基金の説明を踏まえ、意見を交換した。
こども学校応援地域事業は、学校区を核として、子どもを応援する取組が地域住民のボランティアによって日常的に行われ、地域の人材、情報などの総合的資源を子どもの成長の支援と地域力の再結集に向けて重層的に活用し、地域内循環とすることを支援するのがねらい。
委員会は、事業の円滑な実施や学校・家庭・地域が一体となって、地域・社会総ぐるみで子どもを育てようとする仕組みづくりと機運を高めるため設置された。
はじめに、帯広市教委の中野雅弘学校教育部長があいさつ。本年度事業への申請団体が十団体を超えていることにふれ「広く団体の参加を募り、関係団体同士で連携し、協力体制を深め、人材育成や交流を図る取組に展開していくことを期待する」と述べるとともに、「本日は未来を担う子どもたちを育むため、皆さんからきたんのない意見をお願いする」と求めた。
続いて、推進委員会委員長と副委員長を選出。委員長に南町中学校長で市校長会の東海林弘哉事務局長、副委員長に市PTA連合会の金尾泰明副会長を選任した。
引き続き、事務局が事業の本年度実施計画とこども学校応援地域基金について説明。うち、本年度実施計画では情報発信として折り込みチラシの作成、ロゴマークの使用、SNSを使った開催案内や事業の実施日を発信することを確認。さらに、事業の円滑な推進に向け活発に意見を交わした。
(市町村 2018-06-06付)
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