進化する道立教育研究所① どうけんフィロソフィ作成(道・道教委 2018-06-08付)
道立教育研究所は本年度、研究所が目指すべき目的として、スローガン「徹底した現場第一主義で未来教育の創造を」を設定。子どもたちがたくましく生きていくために必要な能力等の育成に向け、学校、関係機関、大学、企業などとの連携も視野に入れ、未来志向の教育の創造に向けた取組を進めていく。道立教育研究所の新たな取組を連載して紹介する。
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道研は六月、これまで学校教育に携わった関係者の実践を通して得た教育理念を基盤として、仕事の哲学や未来に向けて挑戦する姿勢などの所員の行動指針をまとめた「どうけんフィロソフィ」を作成した。
第一章「すべての所員が働く上で大切にしたいこと」、第二章「管理職員が大切にしたいこと」、第三章「組織として大切にしたいこと」の三章構成。
第一章では、学校との積極的なかかわりを通して求める支援を的確に把握すること、子どもたちが学ぶ喜びを感じることができる学校教育を実現するための支援の方策を学校ととともに考え、適切な方法で提供することなど、現場第一主義の徹底を基本に据えている。
第二章では、部下の職員の資質・能力、長所などを最大限に引き出すための工夫や外部からの評価・提案を含めた業務の検証・改善などの業務マネジメントの在り方を提示。職員を支援し、提案を尊重することで、主体的、創造的な仕事を行うための人材育成の在り方などを示している。
第三章では、学校教育現場を支援するために所内、学校、関係機関、大学、企業などとの効果的な協働体制の創造を掲げ、新しい価値を生み出す協働の重要性を提示。
道研は今後、この「どうけんフィロソフィ」を実践し、所員の目的意識の共有化と高揚、実務能力の向上を図っていくとしている。
(道・道教委 2018-06-08付)
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