学校事務職員協会第１回評議員研　８月の大会内容など協議　水本会長　事務室は変革のとき

（関係団体 2018-06-18付）

３６人が参加し研究大会についての協議などを行った

　道公立学校事務職員協会（水本靖会長）は八日、札幌南高校百周年記念館で三十年度第一回評議員研究協議会を開いた。評議員三十六人が出席。総務部、研究部などが所管事項について報告するとともに、札幌市で八月二日から二日間にわたって開催する第七十一回道公立学校事務職員研究大会の内容などについて協議した。

　はじめに、水本会長があいさつ。教員の働き方改革「北海道アクション・プラン」の策定について説明した。

　教員の勤務時間縮減を目指し、チーム学校として事務職員の活用が中教審でも話し合われていることにふれ「学校事務室は変革のときを迎えた。教員の働き方改革だけではなく、事務職員についても実のある改革・改善が必要」との考えを示した。

　議事に移り、二十九年度会計決算報告および三十年度会計予算について報告した。

　続いて、八月二日から二日間、ホテルライフォート札幌で開く研究大会について協議。主テーマ「教育の改革と発展を目指して～学校経営事務の充実」のもと、分科会発表、研究発表を行う。

　初日は、札幌養護学校共栄分校の中野格事務主任が「北海道ソフトウェア資産管理サービス操作およびＰＣの処分について」と題して研究発表する予定。

　二日目は、芦別高校の小西千里主任主事と雨竜高等養護学校の牧宏和事務職員が「教職員向け行内文書文例集～伝えるための工夫」をテーマに発表する予定となっている。

　最後に研究協議を行い、出退勤管理システムの対照実験について話し合い、日常業務にかかる情報を交換した。

(関係団体 2018-06-18付)