釧路管内町村教委連が総会開く　１１月に教育委員研修　役員改選　國安会長再任

（関係団体 2018-06-27付）

本年度の事業計画などを審議した

　【釧路発】釧路管内町村教育委員会連絡協議会は二十一日、道立釧路芸術館で三十年度総会を開いた。七町村教委の教育長や教育委員、釧路教育研究所長など二十人が出席。十一月に管内教育委員研修を開くことなどを盛り込んだ事業計画を決めた。役員改選では、國安修一会長を再任した。

　冒頭、國安会長があいさつ。管内の教育は相互理解と信頼関係のもと、長い歴史で築き上げてきたことを振り返り、「学校、家庭、地域の連携と学校力、教育力を高める研究が大切。管内教育の充実・発展のために関係機関と協力し、知・徳・体の調和のとれた人間力の向上を図るとともに、将来を担う人材育成に努めていきたい」と呼びかけた。

　次いで来賓あいさつに立った釧路教育局の鈴木淳局長は、「学校・家庭・地域社会が教育機能を発揮し、地域ぐるみで子どもを育てる仕組みづくりが求められている」「教育課題の解決のため、目標やねらい、具体的な取組を教育委員会が学校と共有すべき」と強調。子ども一人ひとりが様々な社会変化に挑戦し、地域の輝く未来を築き、幸福な人生を歩めるよう支援を求めた。

　議事では二十九年度の事業、決算報告を承認したほか、本年度の事業計画について審議。十一月に管内教育委員研修、来年二月には管内教職員等永年勤務者表彰を実施することなどを決めた。役員改選では、國安会長など全員を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝國安修一（鶴居村教育長）

▽副会長＝板谷聖一（白糠町教育長）、岸本秀彦（白糠町教育長職務代理者）

▽理事＝島田哲男（標茶町教育長）、酒井裕之（厚岸町教育長）、小林俊夫（弟子屈町教育長）、佐々木喜代孝（釧路町教育長）

▽監事＝内村定之（浜中町教育長）、永田敦子（釧路町教育長職務代理者）

(関係団体 2018-06-27付)