どさんこ☆こども全道サミット―道教委　８月９日からネイパル砂川で　時期を早め、地区会場を廃止

（道・道教委 2018-07-23付）

　道教委は、本年度のどさんこ☆こども全道サミットを八月九・十日の一泊二日の日程で実施する。会場はネイパル砂川。今回は、コミュニケーショントレーニング、いじめのない明るい学校づくりに向けた実践交流のほか、カーリング選手の小笠原歩氏などオリンピック出場選手によるトークセッションを実施する。

　なお、本年度からは開催時期を従来の十月から夏季休業期間に早め、地区会場を廃止するなど内容を変更。サミット開催後、管内のまとめを作成する管内別成果交流会を各地区で新たに開催することとした。

　児童生徒仲良しコミュニケーション活動奨励事業の一環として行う同サミットは、ネットトラブルを含むいじめの根絶に向けた活動に取り組む各管内の児童生徒が一堂に会し、コミュニケーショントレーニングを体験するほか、いじめのない学校を目指した児童生徒の主体的な取組を協議するもの。

　従来は十月ころを開催時期としていたが、本年度からは夏季休業中に変更。スクールネットは設けず各管内の地区会場を廃止する。これに伴い、参加対象を各市町村の児童生徒から各管内の代表児童生徒に変更して行う。実行委員会議は解消する。

　サミット開催後に各管内で実施していた、どさんこ☆こども地区会議は従来通り実施。新たな取組として、取組の成果や課題を検証し、管内のまとめを作成する管内別成果交流会を、地区会議から次年度のサミットまでの期間に各地区で開催する。

　本年度のどさんこ☆こども全道サミットは、ネイパル砂川で八月九・十日、一泊二日の日程で開催。北海道オールオリンピアンズの協力のもと、カーリングの小笠原選手、元スピードスケート選手で道環境生活部スポーツ振興課主幹の鈴木靖氏によるトークセッションを行い、リーダーとしての在り方や自ら工夫・想像する力について考えを深める機会を提供する。

　また、コミュニケーションの基礎や人間関係づくりのスキルを学ぶコミュニケーショントレーニング、いじめのない学校づくりに向けた実践交流を行う。

(道・道教委 2018-07-23付)