道教委『学んＤＥ防災』改訂版　自らの命守る行動を　自然災害の頻発に対応

（道・道教委 2018-07-23付）

地震・津波・気象編を用意し、命を守る方法を紹介（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、防災教育啓発資料『学んＤＥ防災』改訂版を作成した。近年、豪雨など自然災害による甚大な被害が発生していることから、自らの命を守る行動などを明記した。小・中・高校生向けに、それぞれ地震・津波・気象編を用意。札幌市を除く道内すべての公立小・中・高校の一年生に配布する予定。

　道教委は、東日本大震災以降、児童生徒が自然災害の発生に伴う危険について理解・予測し、自らの安全を確保する行動ができるよう、防災教育啓発資料『学んＤＥ防災』を配布している。

　しかし近年、北海道においても突発的な暴風雪や豪雨など、自然災害による甚大な被害が発生していることから、児童生徒が自らの命を守り抜くための「主体的に行動する態度」や、災害後の生活や復旧など「支援者となる意識」を身に付けることができるよう、内容を一部改訂した。

　道教委Ｗｅｂページでも公開しており、積極的な活用を呼びかけている。

(道・道教委 2018-07-23付)